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Ampere、AMDとIntelに対抗する7nm 128コアサーバーCPUを準備

アンペアアルトラ

アンペア・アルトラ(画像提供:アンペア)

Ampere 社は本日、Altra ファミリーのサーバー プロセッサを Altra Max チップで拡張する計画を発表しました。このチップは、CPU コアを 128 個も搭載して年末までに登場する予定です。

Ampere Altra内の各コアは単一のスレッドに対応し、それぞれにキャッシュが搭載されています。コアあたり65KBのL1Iキャッシュ、64KBのL1Dキャッシュ、1MBのL2キャッシュを搭載しています。 

Altraシリーズのその他の特徴としては、7nmプロセッサはそれぞれ最大8チャネルのDDR4-3200 ECCメモリをサポートし、最大容量は4TBです。拡張性に関しては、Altraはソケットあたり128レーンの高速PCIe 4.0レーンを提供するだけでなく、2P構成では最大192レーンのPCIe 4.0レーンもサポートします。

Ampere Altraの仕様

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モデルコア周波数(GHz)TDP(ワット)
Q80-33803.3250
Q80-30803.0210
Q80-28802.8175
Q80-26802.6150
Q72-30723.0195
Q64-33643.3220
Q64-30643.0180
Q64-26642.6125
Q64-24642.495
質問48-22482.285
質問32-17321.745~58歳

Ampereは、人類が知るCPUの命名法の中でも最もシンプルなものの一つです。Quicksilverの頭文字である「Q」に続いて、チップのコア数、そしてクロック速度が続きます。 

Q80-33は、Altraファミリーの現在のフラッグシップモデルです。このプロセッサは、250Wパッケージに最大3.3GHzの80コアを搭載しています。 

Q80-33は最終的に、最大128コアを誇るAltra Maxにバトンタッチするでしょう。Ampereは、Altra Max(コードネームMystique)が既存のAltra製品とソケット互換性を持つことを確認しました。Altra Maxのモデル名にはMのプレフィックスが付くと思われます。

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Ampere は今年の第 4 四半期に Altra Max のサンプルを出荷する予定で、このプロセッサは来年発売される予定です。 

同社はまた、第2世代Altraプロセッサ(コードネームSiryn)を2022年に投入するという確約を表明しています。命名規則が変更されない場合、Sirynには「S」というプレフィックスが付くことになります。次世代プロセッサは、TSMCの5nmプロセスノードを採用します。

アンペア社は、2021年後半にサイリンのサンプル採取を行い、2022年に打ち上げを予定している。