
ネバダ州ラスベガス発― AMDはCES 2018において、Ryzenプロセッサのメーカー希望小売価格をついに値下げすると発表しました。今回の全面値下げはRyzen 7、5、3、そしてThreadripperモデルに適用され、最大30%の割引となります。
AMDのメーカー希望小売価格は、かなり長い間、実勢価格を反映していません。Ryzenファミリーは、IntelのKaby Lakeと競合していた時期でさえ、長らくメーカー希望小売価格を下回る価格で販売されていました。AMDの低価格、全モデルでアンロックされたマルチプライヤー、そして価値重視のマザーボードエコシステムにより、Ryzenプロセッサは驚異的な価値を誇り、同社が切実に求めていた市場シェアの奪還に貢献しました。

AMDは、複数のモデルの値下げを正式に発表しました。高価なX399マザーボードに新たに加わったThreadripper 1900Xは、現在449ドルで販売されており、18%の値下げとなっています。
スタックが下がっていくにつれて、値下げ幅はさらに大きくなります。Ryzen 7 1800Xは発売当初499ドルでしたが、現在は349ドルです。30%の値下げにより、安価なB350マザーボードでも問題なく動作する8コア16スレッドプロセッサを、お得に手に入れることができるのです。
Ryzen 7 1700Xは、一見するとより安価なRyzen 7 1700よりも長い間低価格で販売されてきました。しかし、AMDは両モデルの価格を値下げし、10ドル追加するだけで、1700Xのはるかに高いベースクロック周波数を利用できます。また、市場で最もお買い得なRyzen 5 1600もわずか174ドルで購入できます。
AMDの価格調整により、Ryzenシリーズは4月に新しい第2世代Zen+プロセッサが発売されるまで、Coffee Lakeに対して競争力を維持できます。AMDはまた、現行の300シリーズマザーボードよりも安価な新しいX470マザーボードを近日中に発売する予定で、これもさらなる節約につながります。
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