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PowerColor、10GB GDDR6搭載のRadeon RX 6700 Non-XTを発売

PowerColorは、Radeon RX 6700 non-XTグラフィックスカードをひっそりと製品ラインナップに追加しました(リストに載っていたにもかかわらず、@momomo_usは本日早朝に発見しました)。このボードはミッドレンジのゲーミングシステム向けで、小型版のNavi 22 XLグラフィックスプロセッサを搭載し、10GBのGDDR6メモリと160ビットのメモリバスを備えています。  

PowerColorのFighter Radeon RX 6700は、同社のFighter Radeon RX 6700 XTとよく似ています。どちらも同じNavi 22 GPUを搭載しているため、当然のことです。しかし、この新ボードでは、Navi 22 XLバージョンで、2304基のストリームプロセッサと80MBのInfinity Cacheを搭載しています。さらに、GPUのクロック周波数は2330MHz~2495MHzで、AMDの推奨周波数(通常およびブースト時)をわずかに上回り、パフォーマンスが若干向上します。また、この新ボードには10GBのメモリが搭載されており、160ビットインターフェースでGPUに接続され、ピーク時のメモリ帯域幅は320GB/秒です。 

パワーカラー

(画像提供:PowerColor)

他の Navi 22 ベースのグラフィック ボードと同様に、PowerColor の Fighter Radeon RX 6700 XT には、3 つの DisplayPort 1.4 と 1 つの HDMI 2.1 ディスプレイ出力があります。  

AMDのRadeon RX 6700非XTボードで最も興味深い点の一つは、おそらくその価格でしょう。RX 6700(11.3 FP32 TFLOPS)モデルは、2560基のストリームプロセッサ(13.2 FP32 TFLOPS)と12GBメモリを搭載し479ドルのRX 6700 XTと、2048基のストリームプロセッサ(10.8 FP32 TFLOPS)と8GBメモリを搭載し399ドルのRX 6650 XTの中間に位置します。理論上は、これら3つの製品はパフォーマンス面で非常に近いですが、当社のJarred Waltonが、これらのモデル間の実際のパフォーマンスの差を後ほど明らかにする予定です。それまでの間、AMDとPowerColorがRadeon RX 6700ボードをいくらで販売するのか、興味深いところです。 

PowerColor は Fighter Radeon RX 6700 10GB ボードの発売時期を発表していませんが、すでに同社の Web サイトに掲載されていることを考えると、店頭に並ぶのは比較的早いと思われます。

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