昨年、CryorigにBest of Computex賞(最優秀スタートアップ賞)を授与しました。これは主に、市場への参入がまだ間近であったにもかかわらず、既に非常に印象的な製品ラインナップを構築していたことが評価されたものです。当時の同社の取り組みの一つは、冷却製品のカスタマイズ性を高めることでした。そして本日、再びComputexが近づく中、CryorigはCustomodカバーとCryo-Pasteという2つの新製品を発表しました。
Cryo-Pasteには3種類のフレーバー(ただし、試食はお勧めしません)があります。CP5、CP7、CP15です。最初のフレーバーは最高級のペーストで、粒子密度が高く、優れた熱性能を備えていますが、粘度が高くなるため、取り付けが少し難しくなります。
Cryorig CP15はスケールの反対側に位置し、シンプルでメンテナンスが簡単で塗布しやすいペーストです。CP7はちょうど中間に位置します。CP5ペーストの熱伝導率は9.3 kJ、CP7は8.3 kJ、CP15は5.7 kJです。すべてのチューブには4グラムのペーストが入っており、ほとんどの用途に十分な量です。
Cryo-Pasteチューブには「専用Cryo-Pasteスプレッダー」が付属しています。これはクレジットカード型のツールで、CPU表面にサーマルインターフェースマテリアルを塗布するのに使用します。Cryorigがこれを同梱しているのはありがたいのですが、使用はお勧めしません。ペーストの塗布は、CPUクーラーをマウントする際に圧力をかけることで行う必要があります。事前に塗布してしまうと、接触面に気泡が入り込み、熱伝導が低下する可能性があります。付属のアルコールパッドは、ささやかなものですが、ありがたい付属品です。
Customodカバーは、Cryorig R1クーラー用のプラスチック製シュラウドで、マザーボードに合わせたカラーをお選びいただけます。システムをテーブルの下に置いている場合や、側面に窓がない場合は、あまり意味がないかもしれませんが、システムが見える位置に置いてある場合は、ちょっとしたアクセントになります。カラーは、レッド、オレンジ、グリーン、ブルー、グレー、ホワイトからお選びいただけます。
両方の新製品は今年の夏に発売される予定です。
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