63
CPUのIPCとは?基本的な定義
(画像クレジット:マリーナ・アキニーナ/Shutterstock)
IPCは、サイクル/クロックあたりの命令数(Instructions PerCycle/Clock)の略です。これは、CPUが1サイクルで実行できる処理の数を示します。
クロック速度はCPUが1秒間に実行できるサイクル数を示しますが 、IPCはCPUが1サイクルあたりに実行できるタスク数を示します。例えば、クロック速度が速いCPUは1秒間に多くのサイクルを実行できますが、IPCは高いもののクロック速度が低いCPUでも、1秒間に実行できるタスク数は多くなります。結局のところ、CPUの高速化は、クロック速度、IPC、そしてコア数の組み合わせによって決まります。
CPUのIPCはワークロードによって変動する可能性があることに注意してください。また、CPUメーカーは通常、スペックシートでIPC情報を公開していません。Tom's HardwareはCPUレビューにおいてIPCを決定するためのテストを実施しています。
この記事はTom's Hardware 用語集の一部です。
さらに読む:
- 適切なCPUの購入方法
- 最高のワークステーションCPU
- 最高のゲーミングCPU
- CPUベンチマーク階層
- CPU: レビュー
Tom's Hardware の最高のニュースと詳細なレビューをあなたの受信箱に直接お届けします。
シャロン・ハーディングは、ゲーム周辺機器(特にモニター)、ノートパソコン、バーチャルリアリティなど、テクノロジー関連の報道で10年以上の経験があります。以前は、Channelnomicsでハードウェア、ソフトウェア、サイバーセキュリティ、クラウド、その他のIT関連の出来事を含むビジネステクノロジーを取材し、CRN UKにも寄稿していました。