Mini-ITXケースでは、コンパクトな構成でありながら、すべてのコンポーネントを冷却しながらもノイズを抑え、高いパフォーマンスを発揮できるものが求められています。Cougarは、最新のMini-ITXケースであるQBXの発表により、あらゆる面でそのニーズを満たすことができると考えています。
QBXのサイズは178 x 260 x 368 mmで、デスクの上でそれほど大きなスペースを取りません。このサイズにもかかわらず、最大350mm長のグラフィックカードを搭載でき、最大5台のドライブ(HDDまたはSSD)を搭載できる十分なストレージスペースも確保されています。
PCビルドでは珍しくなっていますが、QBXには薄型光学ディスクドライブが搭載されています。Cougarのリリース資料にはUSB 3.0が搭載されていると記載されており、少なくとも前面にUSB 3.0ポートが1つ搭載されていると考えられます。
このケースは最大140mm長のATX電源ユニットに対応しています。さらに、電源ユニット専用のエアフロールートを備えているため、ユニット周囲の熱が他のコンポーネントに拡散するのを防ぎます。
全体的な冷却性能に関しては、Cougarは「同クラスのケースとしては」最高の冷却構成を備えていると主張しています。最大7個のファンを搭載可能ですが、液冷が必要な場合は、QBXは最大240mm長のラジエーターを搭載可能です。
同社はQBXを4月下旬に発売する予定ですが、発表時点では価格については言及されていませんでした。ケースの仕様に関する詳細についてCougarに問い合わせており、同社から回答が得られ次第、記事を更新します。
しかし、公開された情報から判断すると、QBXは興味深い製品になりそうです。同社はこのケースでゲーマーをターゲットにしており、小型フォームファクターでありながらパワフルなPCを求めるゲーマーのニーズを確実に満たしています。
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2015年3月17日午前9時(太平洋標準時)更新:Cougarから連絡があり、ついにQBXの詳細と画像がいくつか入手できました。価格は59.90ドルとなることが分かりました。このケースは冷却用に最大7個のファンを搭載可能で、ケース内の各位置のファンの正確な寸法も判明しました。ケースの上部と下部にはそれぞれ120mmファンが2個ずつ搭載されています。前面には80mmファンを1個、背面には90mmファンが1個搭載済みです。
ケースの左パネルには120mmファンを1基搭載できます。水冷システムを使用する場合は、左パネルに240mmラジエーターと120mmファン1基、または120mmラジエーターと120mmファン1基を搭載できます。ケースのサイズを考慮し、水冷システムにはフレキシブルチューブの使用を推奨します。
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