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マイクロン、RealSSDを自己暗号化機能搭載でアップデート

オリジナルのMicron RealSSD C400ソリッドステートドライブ

オリジナルのMicron RealSSD C400ソリッドステートドライブ

マイクロンテクノロジーは火曜日、人気のRealSSD C400の新バージョンとして、自己暗号化機能を搭載した製品を発表しました。C400 SED(自己暗号化ドライブ)と呼ばれるこの製品は、Trusted Computing Group(TCG)Opal仕様に準拠し、SATA 6Gb/sインターフェースを使用して、最大500MB/秒のシーケンシャルリードと最大260MB/秒のシーケンシャルライト速度を実現します。

Micron社は、C400 SEDは、ポリシーベースのアクセス制御、包括的なレポート機能、ディレクトリサービス統合、エンドユーザーアクセスリカバリ機能を提供するWave Systems社のEMBASSY暗号化管理システムと連携して開発されたと付け加えました。とはいえ、新しいC400 SEDは、煩雑なワークフローの中断やパフォーマンスの低下を招くことなく最大限のセキュリティを必要とする大企業、政府機関システム、その他のマルチユーザーネットワークを念頭に置いて設計されています。

「市場は情報と業務の保護に関する課題の山積に取り組んでいます」と同社は電子メールで述べています。「その結果、最強のセキュリティと最速のデータアクセスを提供するハードウェア暗号化への需要が高まっています。自己暗号化ドライブがデータ保護の未来となる中、マイクロンの新型C400 SEDは非常に競争力のある価格で提供され、総所有コスト(TCO)も低いため、クライアントのハードドライブを経済的に置き換えることが可能です。」

MicronのRealSSD C400 SEDは、今年の第4四半期に生産開始予定です。発売時には、1.8インチと2.5インチの2種類のフォームファクタと、128GB、256GB、512GBの3種類の容量で提供されます。価格と実際の発売時期は未定ですので、今後の発表をお待ちください。

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ケビン・パリッシュは、ライター、編集者、製品テスターとして10年以上の経験を有しています。コンピューターハードウェア、ネットワーク機器、スマートフォン、タブレット、ゲーム機、その他のインターネット接続デバイスを専門に扱っています。彼の記事は、Tom's Hardware、Tom's Guide、Maximum PC、Digital Trends、Android Authority、How-To Geek、Lifewireなどに掲載されています。