
これまでメーカー向けのRaspberry Piプロジェクトは数多く取り上げてきましたが、このプロジェクトは特に家族向けに作られています。GitHubではTriceratopsLabsとして知られているメーカー兼開発者が、「Baby Logger」と名付けたこのアプリは、まさにその名の通り、赤ちゃんに関する様々な情報を記録・管理できるRaspberry Pi Zero W搭載のシステムです。
新生児を育てたことがない方は、特定の健康関連の活動を記録しておくと非常に便利です。これにより、両親と医師の両方が、潜在的な健康問題を示唆する傾向に気づきやすくなり、すべてが順調であることを伝えやすくなります。TriceratopsLabsが開発したプロジェクトでは、授乳、食事、おむつ交換、睡眠習慣など、最大8つの項目を記録できます。
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今回のBaby LoggerのメインボードはRaspberry Pi Zero Wですが、TriceratopsLabsによると、他のRaspberry Piモデルでも簡単にプロジェクトを再現できるとのことです。Baby Loggerには30mmアーケードボタンが8個接続されており、各ボタンには記録する機能に対応したグラフィックが配置されています。
Raspberry Piは画面も、本格的なRaspberry Pi OSも必要としません。Liteエディションで十分です。データベース処理はApacheとMariadbの両方で行い、ボタン操作の解釈はカスタムPythonスクリプトで行います。情報はWebベースのインターフェースからアクセスできるので、スプレッドシートを開いて赤ちゃんの様子をすぐに確認できます。
このRaspberry Pi プロジェクトを詳しく知りたい場合は、 Hackadayに共有されている公式プロジェクト ページにアクセスしてください。そこで TriceratopsLabs をフォローすると、このプロジェクトの最新情報だけでなく、さらに興味深いプロジェクトも入手できます。
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アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。