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Tom's Hardwareが司会を務めるバーチャルリアリティパネル「We Are Wearables」(ビデオ)

2014年1月以来、ウェアラブル技術の専門家トム・エムリッチ氏と彼のチーム「We Are Wearables」は、トロントで毎月ミートアップを開催し、最新のウェアラブル技術を紹介してきました。最初のミートアップは200名という小規模なスタートでしたが、当初は「WWTO」と呼ばれていましたが、今では世界的な現象へと成長しました。現在、We Are Wearablesミートアップグループのメンバーは5,000名を超え、世界最大級のウェアラブル技術ミートアップの一つとなっています。さらに、オタワとシカゴでもサテライトミートアップを開催しており、開発者、スタートアップの創業者、投資家、ジャーナリスト、その他ウェアラブル技術に携わる人々など、会員数は合計6,500名を超えています。

先週はバーチャルリアリティが注目を集めました。これは、トロントで同じ週に開催される2つの大きなVRイベント、Immersed ConferenceとKaleidoscope VR Film Festivalのトロント開催と、まさに絶妙なタイミングでした。先週はまさにトロントにとってVRウィークでした。

イベントは、カナダ映画センター(CFC)の最高デジタル責任者であるアナ・セラーノ氏による基調講演で幕を開けました。続いて、エミー賞受賞作品『スリーピー・ホロウ』のVR体験を手がけたVRスタジオ、Secret Locationの講演が行われ、続いてCubicle Ninjas、Globacore(PaperDude VRの開発元)、CinehackersといったVR開発会社によるプレゼンテーションが行われました。Cubicle Ninjasを除くすべてのプレゼンテーションは、地元のVRシーンに所属するメンバーによるものでしたが、その多くはグローバルな舞台で活躍しており、特にSecret Locationはハリウッドとの連携を強化するため、ロサンゼルスにサテライトオフィスを構えています。

イベントの締めくくりには、私がモデレーターを務めたパネルディスカッションが行われ、VRとその「現実を永遠に変える」可能性について、総合的に議論しました。パネルディスカッションには、OccupiedVRの共同創設者J. Lee Williams氏、Cubicle NinjasのStrategy NinjaのJosh Farkas氏、Globacoreの共同創設者兼社長Ben Unsworth氏、CinehackersのVR映像作家Elli Raynai氏、Quantum Captureのテクニカルディレクター兼共同創設者Craig Alguire氏、そしてPinc VRの創設者Milan Baic氏が参加しました。17分間のパネルディスカッションは以下からご覧いただけます。

トロント在住のVR愛好家(いや、VR業界に関わる人なら誰でも)にとって、11月3日に開催される1日間のカンファレンス「WEST: Wearable Entertainment & Sports Toronto Conference」(本誌でも取り上げます)が、もうすぐ開催されます。トム・エムリッチ氏が主催するWESTは今年で2年目を迎え、スポーツとエンターテインメントのプロフェッショナルによる、ウェアラブル技術がこれらの業界にどのような変化をもたらすかについてのプレゼンテーションが中心となります。VRはスポーツとエンターテインメントの将来においてますます大きな役割を果たしており、今年は多くの講演者がVRについて語る予定です。

私たちにとって最も大きな名前であり、そしてお会いできるのを楽しみにしているのは、The Voidの最高クリエイティブ責任者兼創設者であるカーティス・ヒックマン氏です。ご存知ない方のために説明すると、The Voidは、VRテーマパーク体験の実現に取り組んでいます。このテーマパークでは、VR HMDを装着したユーザー同士が、4D効果で没入感をさらに高める「バーチャル・エンターテイメント・センター」で仮想世界を楽しめるようになっています。

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WEST は有料の業界カンファレンスですが、すべてのアクセス チケットは (この種のカンファレンスとしては) 200 カナダ ドルと手頃で、さらに We Are Wearables のメンバーは 100 カナダ ドルの割引も受けられます。

WESTからの報道をお楽しみに。The Voidにインタビューできるのが待ちきれません。できれば、バーチャル・エンターテイメント・センターを訪れて、実際に試してみたいですね!