Eurocom は、デスクトップ代替ゲーミング ノート PC Tornado F5 を、モバイル パワーハウスのオーバークロック機能を実現する新しいオプションの BIOS でアップデートしたと発表しました。
他の多くのハイエンドノートパソコンベンダーと同様に、EurocomはClevo製のゲーミングノートパソコンをリブランドしています。これらの筐体は通常、CPU、ストレージ、メモリ(そしてもちろんロゴ)の選択など、リセラー独自のカスタマイズが施されています。しかし、これらのベンダーの多くは、Kシリーズ(アンロック)CPUであってもオーバークロックできない標準BIOSを維持しています。これは、オーバークロックを念頭に置いて高性能なデスクトップ代替ノートパソコンを購入する消費者にとって問題となり、この矛盾はやや誤解を招く可能性があります(KシリーズのCPUがオーバークロックできないというのはどういう意味ですか?)。
Eurocomは、15.6インチTornado F5に搭載されるZ170チップセット向けのアンロックBIOSの提供を開始しました。これにより、ユーザーはIntel Core i5-7600Kおよびi7-7700Kを含む、アンロック対応Intel第7世代(Kaby Lake)プロセッサのポテンシャルを最大限に引き出すことができます。同様に、F5は旧型の第6世代(Skylake)CPUでも構成可能です。Tornado F5は、最大64GB(16GB x 4)のDDR4メモリ(最大速度3,200MHz)を搭載し、最大3台のストレージドライブ(M.2 SSD 2基と2.5インチドライブ1基)を搭載可能です。
また、最大 Nvidia GeForce GTX 1080 グラフィック カードもサポートしており、1920 x 1080 (60Hz または 120Hz) または 3840 x 2160 ディスプレイ (どちらも Nvidia G-Sync を搭載) を選択できます。
Eurcomのウェブサイトでは、Tornado F5ゲーミングノートPCをカスタマイズできます。価格は1,450ドルから。BIOSのアンロックはオプションで、4月中旬までは無料で提供されます。キャンペーン終了後は、BIOSのアンロックは100ドルで販売されます。
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デレク・フォレストはTom's Hardwareのフリーランスライターとして活躍していました。ゲーミングデスクトップとノートパソコンを中心に、ハードウェアのニュースやレビューを執筆していました。