マザーボードメーカーのECSが、AMD製品ラインナップをひっそりと拡充しました。B450AM4-Mマザーボード(エルミタージュ秋葉原店経由)は、予算が限られている消費者にとって最適なマザーボードの一つとなることを目指しています。
ECSはB450AM4-Mに、最大DDR4-2666のメモリモジュールをサポートする4つのスロットを搭載しています。マザーボードは最大64GBのメモリを搭載できますが、搭載可能なメモリ容量はプロセッサによって異なります。
B450AM4-Mには、一般的なユーザーのニーズを確実に満たす多様な拡張スロットが搭載されています。PCIe 3.0 x16スロットが1基、PCIe 2.0 x16(x4接続)が1基、PCIe 2.0 x1スロットが1基、そしてPCIスロットも1基搭載しています。2基のPCIe x16スロットにより、B450AM4-MはCrossFire構成で最大2枚のAMD Radeonグラフィックカードを搭載できます。
ストレージに関しては、RAID 0、1、10アレイをサポートする4つのSATA IIIポートと、最大80mm長のPCIeおよびSATAベースのドライブを収容できるM.2 Mキースロットを1つ備えています。もう1つのM.2スロットは、Wi-FiおよびBluetoothワイヤレスカード専用のEキーフォーマットです。
ECSのB450AM4-Mには、HDMI 1.4aポート1基、DVI-Dポート1基、D-Subポート1基、そしてDisplayPort 1.2出力1基の計4つのディスプレイ出力が搭載されています。論理的には、マザーボードから画像を取得するには、APUと組み合わせる必要があります。
Realtek ALC662オーディオコーデックは、6チャンネルのHDオーディオ体験を提供します。ALC662には、Realtek ALC1304アンプICが搭載されています。残念ながら、ライン出力、ライン入力、マイク入力として機能する3.5mmジャックは1つしかありません。ギガビットイーサネットポートは、Realtek RTL8111GNコントローラーをベースにしています。
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B450AM4-Mは、競合するセグメントにもかかわらず、I/Oコネクタが不足することはありません。リアパネルには、PS/2コンボポート1基、USB 3.2 Gen 2ポート2基、USB 3.2 Gen 1ポート4基、USB 2.0ポート2基が搭載されています。さらにUSBポートが必要な場合は、USB 3.2 Gen 1ヘッダー1基とUSB 2.0ヘッダー2基も搭載されています。ヘッダーリストには、シリアルポート2基、LPTヘッダー1基、そして4ピンファンヘッダー3基も含まれています。
ECS は、B450AM4-M マザーボードの価格や入手可能性についてまだ発表していません。