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OPPとは?電源過電力保護について解説

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OPP(過電力保護)はいかがですか?電源ユニット(PSU)やPCのその他のコンポーネントの保護に関心があるなら、ぜひご検討ください。OPPは過電力保護(Over Power Protection)の略で、過負荷保護(OLP)とも呼ばれ、最高品質の電源ユニットに搭載されている重要な安全機能です。

電源装置の OPP 機能は、電源装置から引き出される電力量が最大定格ワット数を超えた場合に電源装置をオフにすることで、短絡や過負荷から電源装置を保護します。

しかし、電源ユニットには多少の余裕があり、通常は最大定格出力よりも50~100W多く引き出すことができます。例えば、Cooler Master V850 PlatinumのOPP(電力制限)は1347.18Wで作動し、最大DC出力仕様の850Wの158%になります。

OPP は、過電流保護 (OCP) があまり効果がないシングルレール +12V PSU では特に重要です 。

OPP対OCP

OPPは、PSUの別の保護機能であるOCP(過電流保護)と混同しないでください。OPPは基本的に、電源がPSUの定格を超える電流を使用するのを防ぐもので、一次側(APFCコンバータ)に実装されています。一方、OCPは二次側に実装されています。

電源には OPP と OCP の両方が搭載されており、同時に使用できます。

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シャロン・ハーディングは、ゲーム周辺機器(特にモニター)、ノートパソコン、バーチャルリアリティなど、テクノロジー関連の報道で10年以上の経験があります。以前は、Channelnomicsでハードウェア、ソフトウェア、サイバーセキュリティ、クラウド、その他のIT関連の出来事を含むビジネステクノロジーを取材し、CRN UKにも寄稿していました。