ソニーのクラシックなハンドヘルドWindowsスライドPCデザインのファンが、ドロップインアップグレードを計画しています。Tomsek68氏は金曜日、Redditで自身の計画を共有し、ソニーVAIO VGX-UX Micro PC(2006年頃)の老朽化した内部部品を、OrangePi CM5をベースにしたカスタムPCBとアセンブリに交換することを提案しました。
上記のプロジェクトが成功すれば、Sony Vaioの旧式のIntel Core Solo搭載Windows XPデバイスが、ポータブルLinuxを搭載した最新のオクタコアプロセッサに生まれ変わります。さらに、トムセク氏は、十分な数の支援者が集まりそうであれば、これらの交換用ボードのクラウドファンディングにも関心を示すかもしれません。
Tomsek68氏は、VAIO VGN-UXの一部の機能、例えばi.LinkやメモリースティックDuo/Pro Duoスロットなどは、既に時代遅れになっていることを認識しています。しかし、彼らはコミュニティに対し、望ましい新機能、許容できる価格帯、そして復活したソニーUMPCに最適なシングルバッテリー(SBC)についてアンケートを実施しています。RedditユーザーのTomsek68氏は、CM4/CM5よりも大きなサイズは適さないと説明しています。
RedditユーザーでPCB設計愛好家のTomsek68氏は、これらのUMPC用のドロップイン式アップグレードボードについて具体的に質問していました。つまり、新しい画面やサムボード、その他話題に関係のないアップグレードの要望でユーザーの気をそらさないようにということです。ちなみに、Sony Vaio VGN-UXデバイスは、スライド式4.5インチ、1,024 x 600ピクセルのXBrite TFT LCDタッチスクリーン、親指で操作できるフルQWERTYキーボード、指紋リーダー、そして前面と背面にカメラを搭載して発売されました。
願わくば、十分な数の人々がこれらのアップグレードプランに興味を持ち、RedditユーザーのGoogleフォームに回答して、このプロジェクトが軌道に乗ることを願っています。もし関心が十分に高まれば(50件以上)、Tomsek68はクラウドファンディングに移行する可能性が高いでしょう。
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マーク・タイソンはトムズ・ハードウェアのニュース編集者です。ビジネスや半導体設計から、理性の限界に迫る製品まで、PCテクノロジーのあらゆる分野を網羅的にカバーすることに情熱を注いでいます。