互換性のあるマイクロコントローラ向けに、MicroPythonの新バージョンがリリースされました。今回のリリース(バージョン1.20)では、Raspberry Pi Pico Wのサポートが追加され、新しいパッケージマネージャーが導入されています。
バージョン1.20では、Raspberry Pi Pico WのCYW43439 Wi-Fiチップのサポートが追加されました。これにより、標準のMicroPythonで6ドルのボードのワイヤレス接続を利用できるようになります。Bluetoothサポートは、このバージョンとMicroPythonの公式リリースにはまだありません。Bluetoothサポートは、そう遠くない将来に提供される予定です。Raspberry Pi Pico SDKに最近Bluetoothサポートが追加されたので、MicroPythonもそう遠くない将来に提供される予定です。
MicroPythonは、プログラマーであり理論物理学者でもあるDamien George氏によって開発されました。広義には、マイクロコントローラに特化したPython 3の移植版です。MicroPythonは様々なボード(ESP32、ESP8266、W600など)で使用されてきましたが、一部の人にとってはRaspberry Pi Pico経由で導入されたものです。
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Raspberry Pi Picoの公式MicroPythonファームウェアがmipをサポートしているかどうか、ぜひ確認したいと考えていました。そして、どうやらサポートしているようです。Raspberry Pi Pico Wの最新ファームウェアであるrp2-pico-w-20230427-unstable-v1.20.0-1-g82a59a824.uf2は確かにmipをサポートしています。mipを使ってサードパーティ製のMicroPythonモジュールをインストールし、Pythonシェルから直接使用することができました。
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レス・パウンダーは、トムズ・ハードウェアのアソシエイトエディターです。クリエイティブテクノロジストとして、7年間にわたり、老若男女を問わず、教育と啓発のためのプロジェクトを手がけてきました。Raspberry Pi Foundationと協力し、教師向けトレーニングプログラム「Picademy」の執筆・提供にも携わっています。