
ストレージドライブを安全に廃棄し、リサイクルまたは廃棄できるようにすることは、企業やエンタープライズ顧客、特に機密情報を扱う企業にとって共通の懸念事項です。そんな方々にとって幸いなことに、Verity Systemsは現在、MediaGone 500 SSD & Flash Media Shredderを、定価14,499ドルから12,614ドルに値下げしています。以前ご紹介した振動式HDDシュレッダー「Diskmantler」には価格すら記載されておらず、「見積もりを依頼してください」とだけ書かれていることを考えると、このカテゴリーの製品としては驚くほど分かりやすい価格設定と言えるでしょう。多くのエンタープライズハードウェアがこのような形で販売されているため、初期価格と割引適用範囲の広さには、少々驚きを感じます。
エンタープライズまたは産業規模のフラッシュストレージ破壊ニーズ、特にセキュリティ基準を満たしながら破壊したいお客様にとって、MediaGone 500シュレッダーは「1時間あたりSSD 100台、フラッシュドライブ500台、または携帯電話45台」を破壊できる能力を誇ります。破壊プロセスは、起動するとLEDライトでリアルタイムに確認できます。また、ユーザーの好みに応じて、破片を粗く切断するか細かく切断するかを設定できます。
LEDタッチスクリーンは、デバイスを「トロリー」構成で使用する場合、ゴミ箱コンパートメントのカメラとしても機能します。「テーブルトップ」構成を使用する場合も、1ガロン(約3.8リットル)の廃棄物処理トレイはそのまま使用できますが、ここで想定されているような過酷な使用状況では、トロリー構成が最適な選択肢のようです。ただし、このようなデバイスは、一括購入ではなく、レンタルや単発的な使用のみとなる場合があるため、1ガロン(約3.8リットル)程度の機器を破壊しただけで、それで終わりにするエンドユーザーもいるかもしれません。
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クリストファー・ハーパーは、2015年からPCハードウェアとゲームを専門とするフリーランスのテクニカルライターとして活躍しています。それ以前は、高校時代に様々なB2Bクライアントのゴーストライターを務めていました。仕事以外では、友人やライバルには、様々なeスポーツ(特に格闘ゲームとアリーナシューティングゲーム)の現役プレイヤーとして、またジミ・ヘンドリックスからキラー・マイク、そして『ソニックアドベンチャー2』のサウンドトラックまで、幅広い音楽の愛好家として知られています。