ASUSは、ハイブリッド冷却システムを搭載した初のGeForce RTX 3080 Tiグラフィックスカードを発表しました。ラインナップには2種類のボードがあり、1つはNVIDIA推奨のデフォルトクロックを搭載し、もう1つは工場出荷時にオーバークロックされており、リファレンスGeForce RTX 3080 Tiよりも約10%高いパフォーマンスを提供します。
AsustekのROG Strix LC RTX3080Ti-12G GamingとROG Strix LC RTX3080Ti-O12G Gamingカードは、それぞれ最大1665MHzまたは1860MHzで動作する10,240個のCUDAコアを搭載したNvidia GA102-225 GPUを搭載しています。さらに、これらのボードには12GBのGDDR6Xメモリが搭載されています。
グラフィックアダプターは、最大450Wの電力を供給可能な3つの8ピン補助PCIe電源コネクタを備えた高度な電力供給回路を備えたカスタムプリント基板を採用しています。ディスプレイ出力に関しては、3つのDisplayPort 1.4aと2つのHDCP 2.3対応HDMI 2.1コネクタを備えています。
ROG Strix LC RTX3080Ti-12G Gaming シリーズのグラフィック カードの主なセールス ポイントは、ハイブリッド冷却システムです。これは、Asus が最近導入したハイブリッド クーラーに似ています (ハイブリッド冷却の Radeon でも同様のクーラーが使用されています)。
カード本体には、2.5インチ幅の大型アルミヒートシンクとブロワーファンが搭載されており、マザーボードの電圧調整モジュール(VRM)を冷却します。GPUとメモリは、240mmのヒートシンクと2基の120mmファンで構成される水冷モジュールによって冷却されます。
すべての ROG Strix ラベル製品と同様に、ROG Strix LC RTX3080Ti-12G/O12G ゲーミング ボードには、アドレス指定可能な RGB LED が多数搭載されています。
ASUSはすでに新しいグラフィックカードをウェブサイトに掲載しており、まもなく店頭に並ぶ予定です。価格は未定ですが、需要と供給によって決まる予定です。
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