明るいインターフェースは日中は問題ありません。しかし、夜間にPCを使用すると、多くのアプリで使用されているまぶしい白色は、目がくらむほど(少なくともそう感じるほど)です。そのため、多くの開発者がアプリにダークモードを組み込んでおり、MicrosoftはWindows 10を夜更かしをする人にとってより使いやすいものにしようと取り組んできました。この点におけるMicrosoftの取り組みは、新しいWindows 10 Preview Build 17733でも継続されています。
マイクロソフトは、Windows Insider ProgramのFastリングメンバー向けに本日公開されたプレビュービルド17733について、「ファイルエクスプローラーへのダークモード導入という点で、今回のリリースで目指していた目標の達成に至った転換点となる」と述べています。これにより、真夜中に『パルプ・フィクション』の登場人物になったような気分にならずに、重要な文書や大切な写真を閲覧することがこれまで以上に容易になるはずです。
プレビュービルド17733には、いつも通りの改善とバグ修正も含まれています。タッチキーボードやハイコントラスト設定など、一般的な変更もあれば、テキスト読み上げ機能であるナレーターに焦点を当てた変更もあります。Xbox Adaptive Controllerのリリースや点字ディスプレイの標準化に向けた取り組みと相まって、Microsoftのナレーターへの注力は、Windows 10のアクセシビリティ向上に向けた取り組みの表れと言えるでしょう。
当然のことながら、新しいビルドにもいくつかのバグが含まれており、Microsoftはそのうちの1つが特に開発者に影響を与えると述べています。同社は次のように述べています。
ファストリングから最新ビルドをインストールし、スローリングに切り替えると、開発者モードの有効化などのオプションコンテンツが利用できなくなります。オプションコンテンツの追加、インストール、有効化を行うには、ファストリングに留まる必要があります。これは、オプションコンテンツが特定のリングで承認されたビルドにのみインストールされるためです。
そうでなければ、Windows 10の次期メジャーアップデートで何が提供されるかを事前に確認したい方で、Windows Insider ProgramのFastリングメンバーであれば、今すぐプレビュービルド17733をインストールできます。暗闇の中でファイルエクスプローラーを眺める機会に、きっと笑顔になるでしょう。
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ナサニエル・モットは、Tom's Hardware US のフリーランスのニュースおよび特集記事ライターであり、最新ニュース、セキュリティ、テクノロジー業界の最も面白い側面などを扱っています。