
MSIは、前作から約10年ぶりにMAG Core Frozr AA13で空冷クーラー市場に復帰します。しかし、これは同社の旧型空冷クーラーラインナップが既に消滅したことを意味するわけではありません。実際、Amazonでは現在もMSI Core Frozr Lが5,340.25ドルで販売されています。
Core Frozr Lは2016年に発売されました。入手しやすいだけでなく、入手するには高額な料金を支払う必要があります。現在、オンラインマーケットプレイスでは5,340.25ドルで販売されており、発売時のメーカー希望小売価格49.99ドルとは大きく異なります。インフレを考慮しても、このクーラーの価格は66.71ドルで済むはずです。
ただし、Team Redの最新モデルに関しては、CPUから最大200Wの熱を放散できると記載されているものの、その性能がどの程度なのか不明なので、お勧めしません。5,000ドル以上という価格は、4KでゲームをプレイできるまともなゲーミングPCよりも高価です。
この商品がなぜまだ販売されているのか、特に広告価格を考えると、正確なところは分かりません。また、Amazonで販売・発送されているため、詐欺業者によるものではないと思われます。AmazonがCPUクーラーの価格改定を忘れているのかもしれません。コレクターの家に飾られることを想定しているため、価格が高いのかもしれません。とはいえ、Core Frozr Lはコンピュータの歴史に残る製品とは程遠い存在です。
それでも、10年近く前のクーラー設計が、Ryzen 7 9800X3Dのような最新のゲーミングCPUと比べてどうなのか、興味深いところです。もし資金に余裕があるなら、アンティークPCパーツを見つけて手に入れるチャンスです。Asus ROG Astral RTX 5090 Gold Editionのように、50万ドル近くするPCパーツが既に高額で取引されているのを目にしてきました。MSIに期待するのはやめておきましょう。
Google ニュースで Tom's Hardware をフォローすると、最新のニュース、分析、レビューをフィードで受け取ることができます。「フォロー」ボタンを忘れずにクリックしてください。
Tom's Hardware の最高のニュースと詳細なレビューをあなたの受信箱に直接お届けします。
ジョウィ・モラレスは、長年のテクノロジー業界での実務経験を持つテクノロジー愛好家です。2021年から複数のテクノロジー系出版物に寄稿しており、特にテクノロジー系ハードウェアとコンシューマーエレクトロニクスに興味を持っています。