Vicariousは、同社のソーシャルVRコンテンツ共有プラットフォームがGoogle Daydreamで利用可能になったと発表しました。同社は今後数週間から数か月以内に、他のVRプラットフォーム向けのVicariousアプリをリリースする予定です。
「実際、Vicariousは、人生の瞬間をVRでわずか数秒で作成し共有できる唯一のアプリです」と、創設者兼CEOのJM Yujuico氏は述べています。「規模が拡大すれば、Vicariousに入り込んで、俳優、アスリート、政治家、ロックスターなど、誰もが持つユニークな人間体験を体験し、彼らの目を通して世界を見ることができるようになるはずです。」
Vicariousのリリースを待ち望んでいました。Vicariousプラットフォームの存在を初めて知ったのは2015年後半のことでした。VicariousはTom's Hardwareに対し、2016年第2四半期にGoogle CardboardとGear VR向けにプラットフォームをリリースすると発表しました。2016年第2四半期を迎える頃には、GoogleのCardboardプラットフォームは終焉に向かっていましたが、Gear VRは市場で確固たる地位を築いていました。Cardboardは現在も存在していますが、Google I/O 2016でDaydreamが発表されたことで、このプラットフォームの終焉は明らかでした。GoogleのVRの未来は、明らかにDaydreamプラットフォームにかかっています。
GoogleのDaydream発表とほぼ同時期に、VicariousはVicariousプラットフォームの改善に協力してくれるアルファテスターを募集しました。VicariousはVicariousプラットフォームの実稼働バージョンを保有していましたが、機能と外観には全く満足していませんでした。Vicariousは、最終的な一般向けリリースに向けてプラットフォームの完成度を高めてくれるアルファテスターを求めていました。プラットフォームのアルファテスト開始以来、Vicariousは目立たぬ姿勢を保ち(最後のブログ投稿は2016年8月)、ひっそりと製品の改善を続けてきました。そして今、Vicariousプラットフォームを誰もが体験できる準備が整いました。
Vicariousは現在、Daydream対応スマートフォンでご利用いただけますが、Daydream VR HMDがなくてもご利用いただけます。Vicarious for Daydreamは、2DモードとVRモードを備えたハイブリッドアプリです。HMDをお持ちでなくても、スマートフォンで360度動画や360度画像を見るのと同じように、Vicariousの体験をお楽しみいただけます。
Vicarious Daydream アプリは Google Play ストアで見つかります。
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