
北半球では夏本番を迎え、屋外では鳥たちのさえずりが絶え間なく聞こえてくることがよくあります。熱心なバードウォッチャーでなければ、どれがどれなのか見分けるのは難しいかもしれません。そこで、RedditではHermy65として知られるメーカー兼開発者によるこのプロジェクトの出番です。Hermy65は、私たちのお気に入りのシングルボードコンピュータ(SBC)であるRaspberry Pi を使って、機械学習を用いて餌を求めて立ち寄る鳥を識別するスマートバードフィーダーを開発しました。
Hermy65氏によると、このプロジェクトは、他のユーザーが作成したオープンソースツールを融合したもので、それらが連携して彼の最終的なプロジェクトアイデアの実現に役立ったとのことです。当初のコンセプトは、おいしい餌で何も知らない訪問者を誘い込む鳥の餌箱を作ることでした。カメラで鳥の訪問者の画像を撮影し、画像を処理し、鳥の種類を判別します。
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ハードウェアに関しては、Hermy65はRaspberry Pi 3Bモデルを使用していますが、Raspberry Pi 4や、さらに小型のPi Zero Wでも問題なく使用できます。データは別のマシンに送信され、処理されるため、Wi-Fi接続可能なPiがあれば十分です。このプロジェクトでは、Raspberry Piカメラモジュール(特に魚眼レンズ)も使用します。公式のRaspberry Piカメラモジュールv3、または高速撮影用に設計されたグローバルシャッターカメラがこの作業に最適です。このプロジェクトは、Printablesで入手可能な3Dプリント製の筐体に収められており、最高の3Dプリンターで簡単に印刷できます。
プロジェクトで使用されているソフトウェアの完全なリストは、Printablesのプロジェクトページでご覧いただけます。Who 's At My Feeder?、Frigate(OpenCVとTensorflowの両方を利用)、Dockerなどが含まれています。
このRaspberry Piプロジェクトをもっと詳しく見てみたい、あるいは組み立て方をもっと詳しく知りたい方は、Printablesをご覧ください。そこには、鳥の餌箱の3Dプリント用ファイルだけでなく、その仕組みに関する詳細な情報も掲載されています。
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アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。