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Raspberry Pi Zero W がアニマトロニック Fox Companion を駆動

Raspberry Piなどのボードを使えば、バーチャルアシスタントの作成はますます容易になっています。しかし、このトレンドは、コンパニオンボットと呼ばれる、似たような、しかし明確に異なるカテゴリーの作品にも影響を与えています。今日は、キャサリン・“スモールズ”・コネル氏が制作した、そんな素敵なプロジェクトの事例をご紹介します。彼女は、キツネの頭を象ったアニマトロニクスのコンパニオンボットを制作しました。

アニマトロニクスのキツネの頭には、いくつかの異なるアニメーション技術がプログラムされています。サーボモーターを使って頭を動かしたり傾けたりします。耳もサーボモーターを使って前後に動かします。目にはスクリーンが取り付けられており、瞳孔の動きがアニメーションで表示されます。これらの動きはすべて、入力に反応するのではなく、ランダムに実行されるようにコネルによってプログラムされています。

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ラズベリーパイ
(画像提供:キャサリン・「スモールズ」・コネル)

頭の形は、Thingiverseにある既存のキツネの頭のモデルから取りました。このモデルを3Dプリントし、頭のベースとして使用しました。Connellさんは、熱を加えると柔らかくなる成形可能な素材「Worbla」を使って、プロジェクトに合わせてデザインを修正しました。仕上げに、外側全体をフェイクファーで覆いました。

それぞれの目には1.14インチのIPS液晶モジュールが搭載されています。目はランダムに動くようにプログラムされており、Raspberry Pi Zero Wによって制御されます。Raspberry Piは、サーボモーターの駆動を担当するArduino UNOと連携して動作します。サーボモーターは耳の動きを制御するために2つ、頭の回転を制御するために1つあります。

ソフトウェアに関しては、ArduinoはArduino IDEを使ってプログラムし、Raspberry Pi Zero WはRaspberry Pi OS上でカスタムスクリプトを実行しました。Raspberry Piは、キツネがキツネを見回したり瞬きしたりしているように見えるランダムな目のアニメーションをループ再生するようにプログラムされています。このRaspberry PiプロジェクトのソースコードはHacksterで詳しくご覧いただけます。また、キツネの頭の形をしたアニマトロニクスコンパニオンボットの動作はYouTubeでご覧いただけます。

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