Tom's Hardwareでは古いハードウェアが大好きだということは周知の事実です。Raspberry Piをそこに詰め込めるなら、なおさら興味津々です。今日ご紹介するのは、Adrian Papineau氏が開発したRaspberry Pi Zero 2 W電源搭載のWiiヌンチャク型ワイヤレスマウス(PiChuckと名付けた製品)です。バッテリー駆動で、ウェアラブルディスプレイグラスの入力デバイスとして持ち運びできます。
パピノー氏は数年前にこのプロジェクトを初めて作成しましたが、最近Raspberry Pi Zero 2 Wを使用するようにアップグレードしました。パピノー氏によると、ジョイスティックでカーソルを移動し、ボタンはマウスのクリックとして機能するとのことです。そのため、散歩中にインターネットを閲覧したりニュースをチェックしたりすることが可能になったそうです。
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このプロジェクトを軌道に乗せるには、予備のWiiヌンチャク、Raspberry Pi Zero 2 W、そしてハンドグリップ内部の取り付けフレームを作成するための3Dプリンターなど、かなりのハードウェアが必要です。さらに、Adafruit Powerboost 1000充電器とバッテリー(今回はHoly Stone Model 752555、750mAH 3.7V)も必要で、これで全てをモバイル化できます。最後に、HDMIリボンケーブルを使ってPi ZeroヌンチャクをVufineディスプレイに接続します。
Wiiヌンチャクジョイスティックからの信号をRaspberry Piで読み取るには、いくつかのツールが必要です。具体的には、GitHubでBoeeerbが作成したこのライブラリです。カーソル制御はPythonベースで、PyPiにあるPynputというモジュールを使用します。
この Raspberry Pi プロジェクトを再現したり、全体の構成をもっとよく知りたい場合は、Reddit で共有されている元のスレッドを確認し、Thingiverse のプロジェクト ページを参照して、Pi を収容するために使用される取り付けハードウェアを詳しく調べてください。
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アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。