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オノセンパイ? DIY RA01 Cyber​​deck プロジェクトで Raspberry Pi がサイバーパンクと出会う

アーティストでありテクノロジーの達人でもあるRAによる情熱的なDIYプロジェクトにより、本格的なポータブルサイバーデッキが誕生しました。ウィリアム・ギブスンの小説『ニューロマンサー』を読んだことがある人や、優れたタクティカルRPGシリーズ『シャドウラン』をプレイしたことがある人なら、サイバーデッキを使ってマトリックスを操作し、ハッキングしたことがあるはずです。マトリックスとは、インターネットを仮想世界へと変貌させたものです。残念ながら、ハッキングできるマトリックスはまだこの世に存在しません。しかし、サイバーデッキRA01は、実用性よりも、ノスタルジアとSF的な興奮を追求する製品です。

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サイバーデッキ RA01
(画像クレジット:RA、Opacity経由)

Cyber​​deck RA01は、サイバーパンクの理念に基づき、完全に自己完結型のポータブルコンピューターです。1,920 x 480解像度の8.8インチ超ワイドIPSスクリーンを搭載し、内蔵のRaspberry Pi 4 Model B(HDMI、Ethernet、USB 3.0対応)で動作するカスタマイズされたRaspbian OS(カスタム起動音付き!)を操作できます。18650バッテリー2個がCyber​​deckのポータビリティをさらに高めますが、持ち運び用のストラップとハンドルも付属しており、本格的なマトリックスゲームプレイにも最適です。

Cyber​​deckのパーツは、製作者が再利用したCommodore C64Cのケースに収められています。Vortex 40%キーボード、マウス入力用のPS4コントローラージョイスティック、音量調整ノブ、スピーカー、そしてスタイルクレジットのために新たにタイポグラフィフォントまで追加されています。RAによると、このプロジェクトは生産性を高めるためのものではなく、独創性と創造性の自由を追求するためのものだとのことです。そして、その目標は達成できたと言えるでしょう。プロジェクトの詳細やカスタマイズを知りたい方は、RAのCyber​​deck RA01の製作ガイドをご覧ください。さあ、Shadowrunや近日発売予定のGamedecをプレイしてみましょう。

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