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Gigabyteは、ノートパソコン、マザーボード、グラフィックカード、小型PCなどの市場で非常に競争力のある製品を展開していますが、フラッグシップモデルXP1200Mの失敗が記憶に新しいため、同社の電源ユニットにはあまり期待していません。しかし、Gigabyteのような企業の良いところは、失敗から立ち直るだけの十分な資金力があることです。実際、XP1200Mの発売から2年後、同社はプレミアムブランドAorusからミドルレンジモデル2機種を投入し、電源ユニット市場に復帰しました。
Aorus P850WとP750Wは、型番が示す通り、それぞれ850Wと750Wの容量を備えています。80 PLUS Gold認証も取得していますが、Cybeneticsによる認証を受けていないため、性能やノイズ出力に関する情報は提供されていません。両モデルとも完全モジュラー式で、Gigabyteによると、信頼性を高めるために日本製のコンデンサのみを使用しているとのことです。ただし、コンデンサのブランドやモデルが不明なため、信頼性についてはあまり言及できません。Gigabyteは、リップル抑制効果を高めるために、追加のフィルタリングコンデンサを備えたモジュラーケーブルを採用しています。この技術は確かにリップル性能を向上させますが、ケーブルの取り回しが難しくなるという欠点もあります。
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両ユニットの冷却ファンにはダブルボールベアリングが採用されており、流体動圧軸受(FDB)に比べて高温動作への耐性がはるかに優れています。ただし、DBBファンは同スペックのFDBファンよりも騒音が大きいため、後者が市場を席巻しています。幸いにも、Aorus電源ユニットはどちらもセミパッシブ動作を採用しており、軽負荷時および中負荷時にはファンを停止します。Gigabyteによると、ファンのダブルボールベアリングの寿命は最大50,000時間ですが、この期間の算出に使用された動作温度に関する情報は提供されていません。
+12Vレールは1系統で、上の画像でわかるように、利用可能なすべての保護機能が搭載されています。保証期間は10年とかなり長いですが、これらのモデルがいつ市場に出るか、また出たとしても価格については情報がありません。GigabyteはAorus P850WとP750Wという2つのモデルのリリースを発表しましたが、今のところ同社のWebサイトに掲載されているのはP850Wのみです。
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Aris Mpitziopoulos 氏は Tom's Hardware の寄稿編集者で、PSU を担当しています。