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オクラホマ州の新しいデータセンターは時速 310 マイルの強風と竜巻にも耐えられます。施設の面積は 65,000 平方フィートで、次のような成果を約束しています…
旧EdgeXデータセンターを複数のクライアントのさまざまなワークロード向けに再設計
(画像提供:EdgeX)

ソルトレイクシティに拠点を置くサーバープロバイダーのTonaquintは、竜巻の強風にも耐えられるよう、現在65,000平方フィート(約6,300平方メートル)のデータセンターの改修工事を進めています。同社は2023年後半にEdgeXからこの施設を買収し、2008年からアイダホ州ボイジーとユタ州セントジョージでデータセンターを運営しています。

新たな計画では、施設を単一クライアント運用からマルチクライアント運用へと転換します。この最新鋭の施設は、最大時速310マイル(約500キロメートル)の竜巻にも耐えうる構造により、100%の稼働率を実現します。ウィル・ロジャース・ワールド空港近くの4エーカー(約1.6ヘクタール)の敷地に位置します。Tier IIIデータセンターは65,000平方フィート(約6,500平方メートル)の広さで、10,000平方フィート(約1.6ヘクタール)のフリーデータホール2棟を備えています。センターがフル稼働すると、まず2.5MWのクリティカルITワークロードを導入し、最大12MWまで拡張可能です。

「この最先端の施設は、新規顧客の需要とAIワークロードの増大する容量要件に十分対応できるでしょう」と、トナクイントのCOO兼CTOであるテリー・モリソン氏はプレスリリースで述べています。「これらの機能強化により、この施設は地域で最も未来志向で回復力の高いデータセンターの一つとしての地位をさらに強化します。」

現在、同社はセンターの再設計に着手しており、4月の納品に向けて既に受注を開始しています。竜巻多発地域に位置しながら100%の稼働率を誇るデータセンターを維持することは大変な取り組みですが、同時にこの地域における重要なセールスポイントとなる可能性もあります。しかし、その点は再設計が完了し、正式な認証を取得した後に決定されます。 

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Roshan Ashraf Shaikhは2000年代初頭からインドのPCハードウェアコミュニティに携わり、PCの組み立て、インドの多くの技術フォーラムやブログへの寄稿に携わってきました。Hardware BBQを11年間運営し、eTeknixとTweakTownでニュース記事を執筆した後、Tom's Hardwareチームに加わりました。テクノロジー以外にも、格闘ゲーム、映画、アニメ、機械式時計に興味を持っています。