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Intel Core Ultra 7 258V モバイルプロセッサは、BAPCO パフォーマンスチャートでトップの Ryzen「Phoenix」チップに匹敵
ルナレイクCPU
(画像提供:Intel)

BAPCoのノートPC向けCPUチャートに、Intelの次世代Lunar Lakeチップのベンチマーク結果が掲載されました。「Core Ultra 7 258V 2.20GHz」はMeteor Lake Core Ultra 5 125Hを上回り、AMDのRyzen 9およびRyzen 7 7040「Phonenix」チップと同等のパフォーマンスを示しました。Intel Core Ultra 200Vプロセッサは今年9月に発売が予定されているため、多くのノートPCメーカーが製品のテストと最終調整を行っています。このプロセスにはベンチマークテストも含まれており、より人気の高いGeekbenchベンチマークでも同じチップの結果がいくつか出ています。

BAPCo CrossMark ラップトップベンチマーク

(画像提供:BAPCo)

Intel Core Ultra 7 258Vの詳細なCrossMarkベンチマーク結果

(画像提供:Intel)

Lunar Lakeチップは、薄型軽量ノートPC向けに電力効率を向上させるため、ハイパースレッディング技術を廃止するという既知の事実を改めて強調しておくべきでしょう。噂によると、Core Ultra 7 258VはPコア4基とEコア4基のみで、合計8コア8スレッドとなるようです。つまり、Pコア4基(8スレッド)とEコア8基を搭載するCore Ultra 5 125Hよりもコア数とスレッド数が少なくなるということです。

これらは開発中のノートパソコンのベンチマーク結果であることにご留意ください。これらの数値はチップの性能を示すものですが、実際のパフォーマンスは、メーカーが最終製品向けにハードウェア/ソフトウェアをどれだけ最適化するかによって変化する可能性があります。また、ノートパソコンのモデルによって若干の違いが生じる可能性があります。 

Intelの最新モデルを手に入れて、Lunar LakeのIPC向上の恩恵を享受したいなら、少なくともCopilot+ PCローンチテストのライブブログのようなノートパソコンのレビューが公開されるまで待つべきです。そうすれば、どんな体験をするのかを理解し、新しいコンピューターを起動した時に不快な驚きを避けることができます。

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ジョウィ・モラレスは、長年のテクノロジー業界での実務経験を持つテクノロジー愛好家です。2021年から複数のテクノロジー系出版物に寄稿しており、特にテクノロジー系ハードウェアとコンシューマーエレクトロニクスに興味を持っています。