先日、HyperXのCloud Proゲーミングヘッドセットを手に入れる機会に恵まれました。このヘッドセットは通常Amazonなどで149.99ドルで販売されていますが、現在はセール価格で79.99ドルで販売されています。セール価格がいつ解除されるかは分かりませんが、150ドルでも80ドルでも、このヘッドセットは価格以上の価値があります。
誇張表現でしょうか?いいえ。箱を開けた瞬間から感動しました。ヘッドセット本体から取り外し可能なマイクまで、素晴らしい体験に必要なものはすべてフォームで梱包されています。唯一の不満は、オフラインの取扱説明書が付属していなかったことです。忍耐力のないユーザーが頭を悩ませる事態を避けるためです。とはいえ、このヘッドセットはプロゲーマー向けに作られているので、中身の使い方は既に分かっているでしょう。
では、箱の中身は何でしょうか?ヘッドセット本体の他に、黒のベロアで覆われた予備のイヤーカップが2つ入っています。このレザーカップは交換可能ですが、かなり面倒です。レザーカップを外して、ドライバーの周りにある縁に新しいものを押し込むだけなのですが、なかなか難しいです。残念ながら、イヤーカップを交換する方法は他にないようです。でも、それが一番の不満点です。
ヘッドセットには、オーディオジャックとマイクジャックを(スマートフォンのように)1つのマイク/オーディオポートに接続するための「Y」字型コネクタが付属しています。また、既存の編み込みコードを延長するための、オスとメスの両端がそれぞれ2つずつ付いた延長コードも付属しています。内蔵コードの長さは約40インチですが、延長コードを使うとさらに72インチ(約180cm)長くなります。つまり、部屋の向かい側にあるHDTVやステレオにヘッドホンを接続できるということです(あるいは、HDTVに接続して、パートナーがいびきをかいている場合にベッドに横になることもできます)。
コードをさらに長くしたいですか?ボックスには、40インチの延長ケーブルが付いたインラインコントローラーも付属しています。このコントローラーは、音量の調整と、ボタンを押すだけでマイクに向かって話すことの2つの機能しかありません。コントローラーが固定されていないのは、かなり魅力的です。
コントローラーに加えて、ヘッドセットには1つのオスコネクタを2つに変換するオーディオアダプターが付属しています。さらに、ヘッドホン本体を収納できるだけでなく、余分なケーブルを収納できるベルクロ留めのポケットも備えた、パッド入りの専用トラベルバッグも付属しています。最後に、ヘッドホンの左側に差し込むマイクがあります。
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箱の中身は以上です。今回購入したヘッドセットは、白地に黒のアクセントが入ったモデルです。本体は黒のアルミニウムを基調とし、ドライバーを覆う白いプラスチック、黒のレザーヘッドバンドの両側に白いグリップ、そしてヘッドバンドの上部と下部をつなぐ白いステッチがアクセントになっています。ロゴは黒のアルミニウムプレートに白で印刷されており、ケーブルも黒、イヤーカップも左右とも黒です。
見た目だけでも、このヘッドセットは高品質な製品に見えます。ステッチの細かさから、ふかふかのイヤーカップ、そして様々な用途に使えるケーブルまで、このヘッドセットの全てが気に入っています。また、光るヘッドホンはあまり好きではないので、USBコネクタのないヘッドセットを提供してくれたHyperXには感謝しています。
このヘッドセットの音質はどうでしょうか?素晴らしいです。音声は鮮明で、低音は轟くほど力強く、これは良い点です。スマートフォンで聴いても、低音が耳を震わせます。iOSとAndroidで配信されている壮大なシューティングゲーム、 GameloftのNOVA 3で試してみました。また、PC版のDead Island(私のお気に入りです)でも試してみましたが、普通のヘッドホンとイヤホンを使うよりも、よりゲームの世界に引き込まれる感覚がありました。
このヘッドセットは53mmドライバーを搭載しています。その他の仕様としては、周波数応答15Hz~25,000Hz、公称インピーダンス60Ω(システムあたり)、周囲ノイズ減衰約20dBa、全高調波歪み2%未満などが挙げられます。
正直に言うと、ヘッドフォンから歪みを取り除こうと必死に努力しましたが、できませんでした。例えば、ヘッドセットをiPhoneに接続し、音楽を最大音量で鳴らしてみました。歪みは全くありませんでした。次に、iPhoneとヘッドセットの間にインラインコントローラーを接続し、iPhoneとコントローラーの両方の音量を上げました。歪みは全くありませんでした。ゲーミングPCでも同じ結果が得られました。
マイクの長さは約15cmです。プラグは左耳の下に装着され、マイクを使用していない時は小さなキャップで穴を塞ぎます。このキャップは、マイク使用時にキャップをしまう場所がないため、あまり気に入りませんでした。白いプラスチックのケースに固定されていないからです。キャップはいずれ紛失してしまうので、ゴミ箱に捨てた方が良いかもしれません。マイクをヘッドセットに装着したままにしておく場合は、少なくとも「グースネック」と呼ばれる折り曲げ可能な部分があるので、邪魔にならないように押し込むことができます。
総じて、HyperX Cloudが様々なプロゲーミング団体の公式ヘッドセットとして選ばれている理由が分かりました。HyperX Cloudは、手頃な価格で素晴らしいオーディオ体験を求めるPC愛好家やオーディオのプロフェッショナルにも理想的な製品と言えるでしょう。
最高のオーディオ体験は、HyperX Cloudプロゲーミングヘッドセットで実現します。プロゲーマーでなくても大丈夫です。ただゆったりとくつろぎ、オーディオの旅をお楽しみください。このヘッドセットを手に入れたい方は、Newegg、Amazon、GameStopをご覧ください。これら3つの小売店では、このヘッドセットを80ドルで販売しているようです。この価格で、この価格帯でこの価格は大変お得です。
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ケビン・パリッシュは、ライター、編集者、製品テスターとして10年以上の経験を有しています。コンピューターハードウェア、ネットワーク機器、スマートフォン、タブレット、ゲーム機、その他のインターネット接続デバイスを専門に扱っています。彼の記事は、Tom's Hardware、Tom's Guide、Maximum PC、Digital Trends、Android Authority、How-To Geek、Lifewireなどに掲載されています。