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Raspberry Pi Pico、メカニカルキーパッドに3Dプリント回路を採用

キーボードを一から作るのは、通常ここまで手間がかかるものではありませんが、その成果は間違いなく価値があります。このカスタムRaspberry Pi Picoキーパッドは、RedditでDuzitbetterとして知られる製作者が、内部の回路を3Dプリントで製作した作品です。

他のメーカーが独自のPCBを設計するのに対し、DuzitbetterはキーからPicoへの銅線配線を3Dプリントしたカスタムチャネルで実現しました。キーパッドは3 x 3のレイアウトで、Gateronスイッチを搭載した3Dプリントキーに対応しています。

ラズベリーパイ

(画像提供:Duzitbetter)

Duzitbetter氏によると、基板、回路、ケース、キーキャップはこのプロジェクトのために特別に設計され、Prusa MK3Sを使用して3Dプリントされたとのことです。プリント基板は基本的に、銅線を押し込むための溝が連なった構造になっています。

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ラズベリーパイ
(画像提供:Duzitbetter)

最終的に、カスタムマクロを簡単にプログラムできる、9キーのPico搭載キーパッドが完成しました。各キーの機能調整は、Micro USB接続のPico上のファイルを編集するのと同じくらい簡単です。

このプロジェクトを再現したい方は、DuzitbetterがCults3Dを始めるために必要なものをすべて提供しています。同様の3Dプリント回路を使ったフルサイズのキーボードの開発も計画されています。Makerコミュニティによるクールな作品がもっと見たい方は、Raspberry Piのおすすめプロジェクト一覧をご覧ください。

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