Fireflyは、オンボードフラッシュストレージと高速ストレージ用のNVMeスロットを備えながら、Raspberry Pi 4よりも性能が優れているように見えるRaspberry Piの代替品を発売しました。CNX Softwareが発見したROC-RK3566-PCは、Raspberry Piの強力な代替品となるようです。
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RockChip RK3566 SoCは、デュアルコアMali G52 2EE GPUを搭載し、4K/60デコードと最大100fpsのH.264/H.265 1080pエンコードに対応しています。また、CaffeやTensorflowなどの機械学習フレームワークで使用できるNPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)も搭載しています。サイズも3.5インチ×2.3インチと非常にコンパクトです。30ピンGPIOアレイ、Micro SDスロット、CSIカメラポート、USB 2.0および3.0ポートも搭載しています。Fireflyのウェブサイトには、詳細な仕様をまとめたPDFファイルが掲載されています。
ソフトウェアサポートは、メディア視聴に特化したカスタムOS「Station OS」で提供されます。代替案としては、Ubuntu 18.04(少し古いですが)とAndroid 11があります。ボードが開発者の手に渡れば、他の選択肢も出てくるでしょう。
もう少しパワーが必要な場合は、より大型のボード、ROC-RK3568-PCもご用意しています。スペックは同等ですが、CPUが若干高速で、Wi-Fi 6、デュアルギガビットイーサネットポートを備えています。Fireflyストアでは、4GB RAMと32GBフラッシュメモリを搭載したRK3566が少数販売されています。この有望なボードが近い将来、より多く入手できることを期待しています。ウェブサイトにも謳われているように、「ギークの楽しみは無限大」ですから。
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イアン・エヴェンデンは、英国を拠点とするTom's Hardware USのニュースライターです。彼はどんなテーマでも執筆しますが、特にRaspberry PiとDIYロボットに関する記事が彼の目に留まることが多いようです。