予想通り、Haswell-E CPUのPCI-Expressレーン数は、すべてのモデルで同じではないことが判明しました。Core i7-5960XとCore i7-5930Kはどちらも40レーンのPCI-Expressレーンに対応しますが、最も安価なCore i7-5820Kは28レーンしか利用できません。TechPowerUpフォーラムのメンバー「623」は、GigabyteのX99マザーボードのマニュアルが流出したことで、この事実を確認したようです。
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CPU | コア/スレッド | 頻度 | L3キャッシュ | PCI-Expressレーン | TDP | 予想価格 |
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i7-5820K | 6月12日 | 3.3GHz | 12MB | 28 | 140ワット | 400ドル |
i7-5930K | 6月12日 | 3.5GHz | 15MB | 40 | 140ワット | 600ドル |
i7-5960X | 8月16日 | 3.0GHz | 20MB | 40 | 140ワット | 1000ドル以上 |
もちろん、これはそれほど驚くべきことではありません。6コアのHaswell-Eプロセッサが噂の400ドルで手に入るというのはかなりお買い得ですが、どこかで譲歩があるはずです。Core i7-5960XとCore i7-5930Kは16-16-8レーンのトリプルGPU構成に対応できますが、Core i7-5820Kはせいぜい16-8-4構成しか対応できません。これでは3つ目のGPUがかなり詰まってしまい、CPUに直接接続されたレーンで追加のPCI-Expressデバイスを動作させている場合は、さらに問題が発生する可能性があります。i7-5820Kが8-8-8構成のスロットに対応できることを期待していましたが、掲載されているマニュアルにはそのような構成については何も記載されていませんでした。デュアル GPU 構成では問題はありませんが、それ以上の場合は Core i7-5930K 以上が必要になります。
もちろん、Intelのこの決断を責めることはできません。Intelは6コアチップを400ドル以下で提供する予定ですし、PCI-Expressレーンの追加が必要なマルチGPU構成に興味があるなら、Core i7-5930Kへのアップグレードに200ドル追加する余裕もあるでしょう。そのため、既に3基以上のGPUを搭載したHaswell-Eシステムの購入を検討しているなら、希望や予算を調整した方が良いでしょう。
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Niels BroekhuijsenはTom's Hardware USの寄稿ライターです。ケース、水冷システム、PCの組み立てレビューを担当しています。