
Raspberry Piは、eInkディスプレイをいじってみたいメーカーにとって最適な選択肢です。Raspberry Pi Zero 2Wは消費電力が少なく、Wi-Fiアクセスも可能なため、特に便利です。eInkディスプレイをオンラインツールと統合するのに最適です。
しかし、eInKディスプレイのセットアップやRaspberry Piの操作に慣れていない場合、始めるのはなかなか大変かもしれません。そこで、Fatih Ak氏によるこのプロジェクトが役立ちます!彼は、私たちのお気に入りのシングルボードコンピュータ(SBC)を使用して、InkyPiという便利なシステムを開発しました。これにより、様々なプラグインを使って、これまで以上に簡単に独自のeInkディスプレイをセットアップできます。
Raspberry Pi で作るミニマルな電子インク時計(チュートリアル) - YouTube
画面の変更は、eInkと同じネットワークに接続されたスマートフォン、タブレット、またはPCからWebインターフェースにアクセスするだけで簡単に行えます。お好みでプラグインを作成することもできます。画像のアップロード、AIによるユニークな画像の生成、時計の表示、主要ニュースソースからのニュース見出しの表示など、実際に操作できるプラグインはいくつかあります。
InkyPiのデモ動画で使用されているeInkパネルは、Pimoroniの7.3インチInky Impressionボードです。Raspberry Pi Zero 2 Wに接続され、IKEAのフォトフレームに収められています。Raspberry PiとInky Impressionのフレームが収まるのであれば、お好きなフレームをご使用いただけます。また、使用できる範囲は、選択するmicroSDカードのサイズによって異なります。
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Ak氏によると、InkyPiはまだ開発中であるため、プラグインやセキュリティ機能といった形で提供される機能については、今後のアップデートに期待できるとのことです。また、Waveshareディスプレイのサポートを追加する計画もあります。このプロジェクトのソフトウェアは完全にオープンソース化されており、GitHubで誰でも利用できます。AIプラグインは、テキストプロンプト付きのDALL-Eを使用して機能します。
この Raspberry Pi プロジェクトの実際の様子をご覧になりたい場合は、Fatih Ak の公式 YouTube チャンネルにアクセスし、今後のプロジェクトや更新情報をフォローしてください。
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アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。