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TSMCは依然として米国工場建設にコミットせず
シリコンバレーのTSMC本社(画像提供:Shutterstock)
TSMCは米国での半導体工場建設計画を検討するようトランプ政権から圧力を受けてきたが、DigiTimesの今日の報道によると、この台湾の半導体メーカーはそのような計画はないと述べた。
本日の報道によると、TSMCは台湾以外の候補地を検討しており、米国もその一つだが、新工場の計画はまだ立てていないとしている。DigiTimesの記事は、トランプ政権が米国内での工場建設についてTSMCとインテルと協議していると報じたウォール・ストリート・ジャーナルの月曜日の報道を受けて掲載された。
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TSMCは米国工場建設の可能性を否定していないが、マーク・リュー会長は以前DigiTimesに対し、TSMCが米国に工場を建設するならば、それは消費者の需要によるものだと語っていた。
劉氏はまた、米国では台湾の工場の生産コストに匹敵することができないことから、TSMCが米国に工場を建設することは費用対効果が悪いと説明した。
とはいえ、TSMCは最近、多忙を極めていると報じられています。TSMCはハイエンドのAmpereチップの多くをNVIDIAに供給していると言われており、NVIDIAはローエンドの部品の生産をSamsungに委託しているとのこと。
一方、TSMCは5nm製造に多額の投資を行っており、非常に強力かつ効率的になると期待される小型の2nmチップの開発をすでに開始している。
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