AMDの契約業者が、SATA仕様の監督とサポートを行う組織であるSATA-IOに、同社の次期Ryzen Threadripper Pro 5000 WXシリーズ・プラットフォームの互換性テスト結果を提出しました。これらのCPUはゲーミング向けCPUとしては最上位にランクインする可能性は低いものの、提出された結果はプラットフォームの発売が間近であることを示唆しています。
AMDのRyzen Threadripper Pro 5000 WXシリーズCPUは、同社のハイエンドワークステーション向け次世代プロセッサです。SATA-IOへの提出資料(@Komachi_Ensaka氏が発見)には、SATA 6Gbpsのサポートといった明らかな情報以外、この次世代プラットフォームに関する情報はほとんど記載されていません。しかし、この資料自体が、AMDがハイエンドワークステーション向けの新プロセッサを近い将来にリリースする予定であることを示唆しています。
興味深いのは、AMDが次世代Ryzen Threadripper Pro CPU(既に別の機会にリストアップ済み)のテスト結果を提出した一方で、将来の通常版Ryzen Threadripperプロセッサのテスト結果を提出しなかったことです。しかし、これには説明があります。