
Intelは、Arcグラフィックス搭載Intel Core Ultra CPUとデスクトップIntel Arcグラフィックスの両方に対応した最新のWHQLドライバセットを1つのパッケージでリリースしました。ドライバの公式バージョンは「31.0.101.5186 WHQLおよび31.0.101.5234 WHQL」です。これは、2つの別々のGPUドライバが1つにまとめられたためです。ただし、リリースノート[PDF]では「一時的に増加」と記載されているため、この状態が続くとは限りません。
このパッチでは多くのタイトルがアップデートを受けていますが、 Intelが最も力を入れているのは『Enshrouded 』 、『Suicide Squad: Kill The Justice League』、 『 Like a Dragon: Infinite Wealth』、『鉄拳8』、『Palworld』です。これら5タイトルはすべてIntel Arc Aシリーズ(デスクトップ)のサポート強化が謳われていますが、Intelは後者3タイトルのみCore Ultra iGPUのサポート強化を謳っています。
既知の問題、修正、注意事項の完全なリストについては、Intel の公式リリース ノート [PDF] の残りの部分を確認することをお勧めします。
- Albion Online (DX11) — ウルトラ設定での1080pの結果は平均FPSが11%向上しました
- Anno 1800 (DX (DX11) — 1080p で超高設定時のFPSが平均33%向上
- Apex Legends (DX11) — ウルトラ設定での1080pの結果は平均FPSが26%向上しました
- アサシン クリード シンジケート(DX11) — 1080p で超高設定時の FPS が平均 13% 向上
- Black Desert Online (DX11) — ウルトラ設定で1080pの結果、平均FPSが18%向上
- Elex II (DX11) — ウルトラ設定での1080pの結果が平均FPS101%向上
- Humankind (DX11) — 1080p の結果、Fantastic 設定では平均 FPS が 27% 向上しました
- Hunt: Showdown (DX11) — 1080p で高設定時の FPS が平均 27% 向上
- Just Cause 3 (DX11) — 1080p で最高設定時の FPS が平均 160% 向上
- Just Cause 4 (DX11) — 1080p で最高設定時の FPS が平均 268% 向上
- New World (DX11) — 非常に高い設定での1080pの結果が平均FPSで13%向上
- Returnal (DX11) — Epic設定での1080pの結果は平均FPSが8%向上しました
- Sons of the Forest (DX11) — ウルトラ設定での1080pの結果は平均FPSが15%向上しました
- Space Engineers (DX11) — エクストリーム設定での1080pの結果は平均FPSが69%向上しました
- Star Citizen (DX11) — 非常に高い設定での1080pの結果、平均FPSが9%向上
- Star Wars Squadrons (DX11) — ウルトラ設定での1080pの結果は平均FPSが6%向上しました
- Stellaris (DX11) — 高設定での1080pの結果が平均FPS5%向上
- The Last of Us Part 1 (DX12) — ウルトラ設定での1080pの結果は平均FPSが8%向上しました
- Warframe (DX11) — 高設定での1080pの結果、平均FPSが20%向上
- Watch Dogs: Legion (DX11) — ウルトラ設定での1080pの結果は平均FPSが16%向上しました
- XCOM 2 (DX11) — 1080p で最高設定時のFPSが平均4%向上
- Elder Scrolls Online (DX11) — ウルトラ設定での4Kの結果は平均FPSが10%向上しました
- 鉄拳8(DX12)— ウルトラ設定での4Kの結果は平均FPSが15%向上しました
グラフィックパフォーマンスのアップデートを受けたゲームの圧倒的多数は、DirectX 11タイトルであることは容易にお分かりいただけるでしょう。しかし、これらのタイトルの多くは現在も活発にプレイされており、これはPCゲーマーにとって朗報と言えるでしょう。Intelのグラフィックアーキテクチャには、パフォーマンス向上の余地が十分に残されていることは明らかです。
全体的に見て、これはIntelグラフィックスユーザーにとってまともなQoLアップデートと言えるでしょう。さらに、今週の金曜日(1月26日)まで正式リリースされない『鉄拳8』用のプレリリース版グラフィックドライバーも含まれています。
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クリストファー・ハーパーは、2015年からPCハードウェアとゲームを専門とするフリーランスのテクニカルライターとして活躍しています。それ以前は、高校時代に様々なB2Bクライアントのゴーストライターを務めていました。仕事以外では、友人やライバルには、様々なeスポーツ(特に格闘ゲームとアリーナシューティングゲーム)の現役プレイヤーとして、またジミ・ヘンドリックスからキラー・マイク、そして『ソニックアドベンチャー2』のサウンドトラックまで、幅広い音楽の愛好家として知られています。