
荷物が盗難されることが多い地域に住んでいるなら、安全な宅配ボックスは必須です。そこで、メーカー兼開発者のWoodycal氏が作成した、このクールなRaspberry Pi Picoプロジェクトの出番です。彼は、お気に入りのマイクロコントローラーを使って、荷物が配達された後もボックスを安全に保管できる巧妙なロックシステムを備えた宅配ボックスを組み立てました。
ボックスが配達モードになっている間は、配達員が荷物を預け入れられるよう、ロックは解除された状態になります。ボックスが開けられると、3分後に自動的に再びロックされます。これにより、お客様が帰宅するか、遠隔操作でボックスのロックを解除するまで、配達物が改ざんされることはありません。
リモートコントロールシステムはウェブアプリから操作します。いくつかの設定があり、手動で起動することも、必要に応じて自動で起動させることもできます。ドロップオフモードについては既に触れましたが、他に2つのモードがあり、1つはボックスが作動状態、もう1つは解除状態です。ボックスが作動状態の場合、6回の振動を検知するとアラームが鳴ります。これは、誰かがボックスに侵入しようとしていると想定されます。
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ネットワーク接続可能なモデルをお持ちの場合は、Pico WまたはPico 2Wでこのプロジェクトを再現できます。Pico WまたはPico 2Wは、複数のリレーモジュール、振動センサー、リードスイッチ、サイレン、電動ボルトロック、そして温度と湿度をレポートするBME 280に接続されています。すべての電源は12Vバッテリーで供給されます。
Woodycalはこのプロジェクトのすべてのコードを作成しました。このコードはオープンソース化されており、PythonベースでPicoに簡単にコピーできるソフトウェアを誰でも利用できます。コードはGitHubの公式プロジェクトページで閲覧できます。
この Raspberry Pi プロジェクトをより詳細に調べて、その構築方法を確認したい場合は、GitHub にアクセスしてください。GitHub では、Woodycal をフォローして最新情報を入手することもできます。
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アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。