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Epic GamesがNvidiaに加わりレイトレーシングを推進

クレジット: Nvidia

(画像提供:Nvidia)

Epic Gamesは、今週サンフランシスコで開催されたゲーム開発者会議(GDC)2019で、NVIDIAと共に開発者向けレイトレーシングのプロモーションを行いました。NVIDIAがUnreal Engineにリアルタイムレイトレーシングのサポートを追加すると発表したことに加え、Epic Gamesは3月20日の基調講演で「Troll」というデモを公開し、この技術を披露しました。

以下のデモを視聴できます: 

もちろん、NVIDIAは自社のブログ記事でもこのデモを使用し、RTXグラフィックカードの性能を披露しました。同社は最新GPUの販売数が期待に応えられなかったため、GDC 2019が始まって以来、RTXカードへの関心を高めるためのツールやプログラムで開発者にアピールしてきました。

これらの追加特典にもかかわらず、NVIDIAの最新グラフィックカードが依然として高価であることを考えると、ゲーマーがNVIDIAの最新グラフィックカードを導入するにはまだ時間がかかる可能性があります。そこでEpic GamesとNVIDIAは、Unreal Engine 4.22とRTXグラフィックカードのレイトレーシング対応がクリエイティブプロフェッショナルにとって大きなメリットとなることを納得してもらうために尽力してきました。

Unreal Engine 4.22のプレビュー版が現在公開されています。Epic Gamesは、正式版は「2週間以内」にリリースされると述べています。この新バージョンのゲームエンジンは、リアルタイム・レイトレーシングのサポートだけでなく、「コンパイル時間が大幅に短縮」され、Googleのゲームストリーミングプラットフォーム「Stadia」のサポートなど、様々な機能を備えています。

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