2 つのハード ドライブを使用した RAID 1.5: 付加価値か、それともマーケティングのジョークか?
RAIDコントローラーは、マザーボードメーカーが自社製品に搭載する人気の高い実用的なアドオンです。最もシンプルなケースでは、IDEコントローラーを追加することで、さらに多くのドライブを接続できます。コンピューターをもっと活用したい場合は、2台または4台のハードドライブで独自のRAIDアレイを構築できます。
実際、多くの家庭用システムやシンプルなサーバー システムでは、2 つの RAID モードが使用されています。RAID 0 (ストライピングとも呼ばれる) はデータ転送速度を上げます。RAID 1 (ミラーリングとも呼ばれる) は、1 つのハード ドライブの内容をもう 1 つのハード ドライブと永続的に同期 (ミラーリング) し、全体的なストレージ容量を実質的に半分にします。
RAID 0が最も高速な方式であり、RAID 1が最も安全な方式であることは間違いありません。RAID 1のメリットを最も実感できるのは、ハードドライブに障害が発生した場合です。システムは動作を継続し、故障したドライブを交換すればRAIDを通常の動作状態に戻すことができます。一方、RAID 0はセキュリティを犠牲にして容量とパフォーマンスを優先しています。ドライブの数が増えるほど、故障したドライブがシステムクラッシュを引き起こす可能性が高くなります。
しかし、1台のハードドライブよりもデータセキュリティと高いパフォーマンスを提供するRAIDモードがあるはずですよね?そう、RAID 5です。このRAIDモードは、データとパリティ情報を3台以上のハードドライブに分散します。ただし、パリティデータの計算(XOR)に小型のRISCチップが必要なため、強力なコントローラが必要です。より安価な代替手段として、RAID 01またはRAID 10があります。これらは4台のハードドライブで動作し、2つのRAID 0アレイ(0+1、またはその逆:1+0)をミラーリングします。
RAID 5 はオンボード ソリューションとして利用できませんが、RAID 01 と 10 は利用できます。
しかし、コストは依然として非常に高額です。小規模システムに最適なのは、RAID 1とRAID 5の中間あたりでしょう。そして、DFIとHighPointはまさにそれを実現しました。最新のLANPartyシリーズマザーボードのマニュアルによると、HPT372Nは2台のハードドライブでRAID 1.5もサポートできるとのことです。さっそく試してみることにしました。
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