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Microsoft Fluid Framework は Google Docs の後継となる

クレジット: マイクロソフト

(画像提供:Microsoft)

マイクロソフトは本日、Microsoft 365と統合し、「従来のドキュメント作成における障壁を打ち破る」コラボレーションと共有プラットフォーム「Fluid Framework」を発表しました。このプラットフォームは今年後半にソフトウェア開発キット(SDK)として提供され、年末までにMicrosoft 365との統合を実現する予定です。

同社はこれを、単なる文書ではなく、共同編集機能を備えたキャンバスだと表現しています。Word文書、スプレッドシート、プレゼンテーションなど、あらゆるファイル形式に対応しており、それらを自由に組み合わせて作成することも可能です。

そして、おそらく現在のリーダーである Google とその Docs に対抗するため、Fluid Framework は「業界でまだ達成されていない速度」で複数のユーザーとの共同編集を可能にします。

デモでは、誰かが地図に手書き入力すると、別のユーザーのデバイスの別のブラウザに瞬時に表示されました。また、入力内容が9つの言語に同時にリアルタイム翻訳される様子も披露されました。さらに、WordのドキュメントをMicrosoft Teamsに埋め込むと、同時に更新されることも確認されました。

マイクロソフトは、アプリやインターネット上のコンテンツを個々のコンポーネントに分解・再構築することで、より効果的に情報を共有できると主張しています。

この空間でコラボレーションを行うのは人間だけではありません。Cortanaのようなアシスタントは、情報源から情報を取得し、他言語のデータを翻訳したり、画像を提供したり、さらには共同で文書を作成したりすることも可能です。

私たちは、シアトルで開催される Microsoft の Build カンファレンスで、Fluid Framework についてさらに詳しく知ることができることを期待しています。

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アンドリュー・E・フリードマンは、Tom's Hardwareのシニアエディターで、ノートパソコン、デスクトップパソコン、ゲーム機を専門としています。最新ニュースにも精通しており、ゲームとテクノロジーをこよなく愛する彼は、Tom's Guide、Laptop Mag、Kotaku、PCMag、Complexなど、数々のメディアに記事を掲載してきました。Threads(@FreedmanAE)とBlueSky(@andrewfreedman.net)でフォローしてください。Signal(andrewfreedman.01)で彼にヒントを送ることもできます。