Enermaxは先日、LiqMaxシリーズに新製品Liqmax III 120を投入すると発表しました。今月末に発売予定です。Enermaxによると、Liqmax IIIはAMDとIntelの両方のプラットフォームに対応するエントリーレベルのオールインワン(AIO)クーラーです。ラジエーター自体は120mmで、RGB LEDライティングを備えたウォーターブロックに接続され、4ピンRGBヘッダーを搭載したマザーボードと同期可能です。
Liqmax IIIは、Liqmax II AIOシリーズと同じLuminous Aurabeltウォーターブロックを採用し、上端にはRGB LEDリングが配置されています。また、光沢のあるアクリル製ポンプ/ブロックコンビネーションの上部には、光るEnermaxロゴがあしらわれています。ラジエーターからブロックまでのチューブの長さは400mmで、ほとんどのケースに収まるはずです(必ず確認と測定を行ってください)。Liqmax IIIのRGBライティングは、ASRock Polychrome Sync、Asus Aura Sync、Gigabyte RGB Fusion 2.0、MSI Mystic Light Syncなどのマザーボードソフトウェアを介して制御でき、様々なライティングを楽しむことができます。
Liqmax IIIは、Enermaxの特許取得済みシャントチャネルテクノロジー(SCT)コールドプレートを搭載しています。このコールドプレートは、境界層の形成を防ぎ、冷却液の流れの勢いを高めて熱伝達性能を向上させることで、ホットスポットの発生を抑え、優れた性能を実現します。Enermaxは、ラジエーターを通して高風量・高圧力の気流を生み出すとされるブレード設計を採用した、デュアルコンベックスブレードファンを1基搭載しています。また、ファンには防振パッドが取り付けられており、騒音を最小限に抑えます。
Liqmax IIIのCPUソケットサポートは、Intel(LGA2066、2011-3、1366、115x)とAMD(AM4/AM3+/AM3/AM2+/AM2、FM2+/FM2/FM1)の両方です。現在、このシリーズは120mmサイズのみで提供されています。Enermaxは、より大きなサイズのモデルが今後発売されるかどうかについては言及していません。価格は明らかにされていませんが、「エントリーレベル」と謳っています。
Enermax の新しいクーラーの取り付け方法については、以下のビデオでご覧いただけます。
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ジョー・シールドスは、Tom's Hardware USのフリーランスライターです。マザーボードのレビューを担当しています。