12
バッファロー、MRAMキャッシュ搭載SSDを発表
通常、SSD ははるかに高速な DRAM ではなくフラッシュをキャッシュ メモリとして使用しますが、Buffalo によると、MRAM は NAND フラッシュと DRAM 間のギャップを埋め、結果としてはるかに優れたキャッシュ ソリューションを提供できるとのことです。
しかし、バッファローのデバイスでは、SSDは4GBのNANDフラッシュストレージとわずか8MBのMRAMキャッシュを搭載しており、MRAMの採用はより魅力的な提案となっています。また、このSSDはコンシューマー向けデバイスではなく、極限の産業用途や、最大85℃で稼働する機械への搭載をターゲットとしています。バッファローは、MRAMの使用によりSSD全体の信頼性が向上し、消費電力も削減されると述べています。しかし、新しい技術や高価なアイデアは、それが理にかなっている場合、ハイエンド市場から徐々に浸透していく傾向があることは周知の事実です。将来、MRAM搭載SSDがコンシューマー市場に登場する可能性も否定できません。
Tom's Hardware の最高のニュースと詳細なレビューをあなたの受信箱に直接お届けします。