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GurgleApps Raspberry Pi Pico Webサーバーであらゆるデバイスから制御可能

GurgleAppsチームが、Raspberry Pi Pico Wを使ったクールなプロジェクトを再び発表しました。Pico Wベースのウェブサーバーです。このプロジェクトはウェブページを提供するだけでなく、ウェブインターフェースを介してPico W上でPythonコードを実行することもできます。

このプロジェクトの巧妙な点は、抽象化にあります。複雑なコードでユーザーを煩わせるのではなく、チームは独自のウェブサーバーモジュール(gurgleapps_webserver.py)を作成し、プロジェクトコードからインポートして使用しています。
コードの抽象化は、強力な言語の複雑さを解き明かす前に、ユーザーにプロジェクトや言語に慣れてもらうための優れた方法です。

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GurgleApps Raspberry Pi Pico ウェブサーバー
(画像提供:GurgleApps)

GurgleAppsは、PicoのオンボードLEDをレスポンシブなWebインターフェースで制御するプロジェクトをバンドルすることで、Webサーバーのデモを行っています。カスタムURLを作成することで、上級ユーザーは関数に直接アクセスし、LEDを制御できます。この高度なアプローチでは、JSONオブジェクトも返されます。この例では、LEDの現在の遅延(点滅のオン/オフ)とLEDの現在の状態がわかります。その他のサンプルプロジェクトには、物理​​学の実験で砂(またはポレンタ)の振動を視覚化するために使用された周波数ジェネレーターがあります。周波数データは、小さなOLED画面にも表示されます。

チームはその後、Webインターフェースから呼び出せる独自の関数の作成方法について詳しく説明します。この詳細な説明こそが、このプロジェクトの売りです。ほんの少しのコードでロボット用のWebインターフェースを作成したり、Webページでリアルタイムのセンサーデータを確認したりできるのです。

ユーザーインターフェースはHTMLとCSSを使用して作成されています。これらのファイルは、プロジェクトのPicoダウンロードのwwwディレクトリに保存されています。ユーザーインターフェースのグラフィックとレイアウトの変更は、ほとんどの学習者にとって迅速かつ簡単な作業です。

GurgleAppsチームが、私たちのお気に入りのマイクロコントローラーをベースに、シンプルながらもパワフルなプロジェクトをまた構築してくれているのを見て、とても嬉しく思います。プロジェクトの詳細については、GurgleAppsブログをご覧ください。また、すべての生のコードはGitHubリポジトリでご覧いただけます。

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