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Kaihua社製、Input Club社設計:新型Halo True、Halo Clearメカニカルキーボードスイッチ

更新、2017年5月18日午前7時13分(太平洋標準時):この記事のオリジナル版では、Halo Clearスイッチのフォースカーブグラフが掲載されていませんでした。今回入手したグラフを下記に掲載し、それに応じて本文に追加・調整しました。

オリジナル記事、2017年5月17日午後5時(太平洋標準時):

免責事項: Input Club のメンバーが Tom's Hardware に寄稿しています。

メカニカルキーボード愛好家は常に新しいスイッチに熱中しており、Input Clubはさらに2つのスイッチを発表しました。Kタイプキーボードと同時にリリースされたこの2つの新しいスイッチは、Input ClubのJacob Alexander氏が設計し、Kailhスイッチを製造するKaihua Electronics社が製造しています。

ヘイロー・トゥルー

Halo Trueは、Cherry MXスタイルのスライダーを改良することを目的としています。Input ClubのHalo Trueページでは、次のように説明されています。

Haloで実現した真のイノベーションは、完全に滑らかな曲線を再現し、スプリングのプリロードや張力を一切かけずにキーを操作できることです。通常のスイッチでは、押し始めにわずかな摩擦が生じます。Haloではこの摩擦がほとんどなく、最初から最後までスムーズな押し心地をお楽しみいただけます。

Input Clubは基本的に、東プレスイッチと同じくらいスムーズでありながら、東プレの円錐バネを廃し、よりCherryらしいデザインを採用したスイッチを開発しようと考えました。Halo Trueのフォースカーブはこちらでご覧いただけます。

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私たち自身のスイッチテストからいくつかの結論を導き出しましたが、Input ClubのHalo Trueフォースカーブを見ると、多くのことがわかります。これはタクタイルスイッチですが、全体的なカーブは比較的滑らかに見えます。例えば、ピークフォースは約60gfですが、アクチュエーションポイント(ピークタクタイルフォースよりかなり後)はわずか52gfです。つまり、わずか8gfの差です。

さらに、作動点の直後、力は約62~64gfまで上昇します。したがって、触覚的なバンプのピークから力の増加開始点まで線を引くと、なだらかな傾斜を描くことができます。

また、このスイッチはかなり重いことにも注意してください。タクタイルピーク時の60gf、アクチュエーション時の52gfは十分に重いのですが、Halo Trueはボトムアウトするのになんと100gfも必要です。これは、ロジクールのRomer-Gスイッチと比較すると、ピーク時の力は約48gf、アクチュエーション時の力は約43gf、ボトムアウト時の力はわずか約60gfでした。

また、Input Clubはこのスイッチを底まで押し込む必要がないように設計していることも覚えておくことが重要です。実際、この設計はスイッチを底まで押し込まないように特に設計されており、タイピング時に心地よく弾むようなキータッチが得られます。

ハロークリア

Halo Clearスイッチは、Cherry MX Clearスイッチと同じスプリング重量を持ちながら、Haloスライダーの滑らかさ(Input Clubは「ベルベットのような感覚」と表現しています)を実現するように設計されています。つまり、2つのHaloスイッチは同じスライダーを持ちながら、異なるスプリングを使用しているということです。

Halo Clearは、RGBライティング用の透明なスイッチハウジングを備えているとご想像の通りです。Input Clubは、「このスイッチはK-Type用に開発され、Cherry MX Clearに似たRGB対応スイッチの不足を補うために開発されました」と述べています。 

Halo ClearはHalo Trueに比べてバネ力とボトムアウト力が大幅に低いため、スイッチのボトムアウトがより起こりやすいと予想されます。また、スイッチの仕様ではフルトラベルが4mmと記載されていますが、上記のフォースカーブチャートではトラベルが約3.7~3.8mmに少し近い値になっているのも興味深い点です。

このスイッチは、Halo Trueよりもはるかにタクタイルなキーフィールを提供します。ピークタクタイルフォースは65gfで、作動直前で約47~48gfまで低下します。そして、作動点では再び約60gfまで上昇します。

どちらのスイッチも現在K-Typeでのみ利用可能で、MassDropからご注文いただけます(13日程度)。しかし、将来的にはスイッチのロットが入手できるようになり、それらを使って自分だけのキーボードを作れるようになるかもしれません。

スワイプして水平にスクロールします

ヘッダーセル - 列 0インプットクラブ ヘイロー トゥルー入力クラブハロークリア
スタイル触覚
メーカー開化
茎の色乳白色 / 透明
作動力中くらい
触覚法金属箔
LEDスタイルSMD RGB レンズ付き
触覚ピークフォース約60gf約65fg
作動力約52gf約50gf
ボトムアウトフォース約100gf約78gf
バネ力約100gf約78gf
ヒステリシス力約35gf約40gf
全体的な旅行約4mm
触覚イベント約1.9mm
アクチュエーション約1.9mm
クロスポイント金メッキクロスポイント

セス・コラナーは以前、トムズ・ハードウェアのニュースディレクターを務めていました。キーボード、バーチャルリアリティ、ウェアラブル機器を中心としたテクノロジーニュースを担当していました。