
3月1日、エンジニアのザクワン・アフマド氏はKickstarterで「The One Smart AI Pen」のコンセプトを発表しました。表面的には普通のボールペンのように見えますが、実際にはバッテリー、マイク、Bluetooth無線を搭載し、HearIt.AIモバイルコントロールやChatGPTと連携できるデバイスです。このスマートペンの豊富な機能には、52言語以上の翻訳用音声録音、音声ディクテーション、リマインダーの設定、ChatGPT-4.0-Miniとの会話などがあります。手書きをデジタルテキストに変換する「ライティングモード」も搭載されており、画面を見ずに文章を書く時間を増やしたい人にとって便利です。
The One Smart AIペンは、スチールとプラスチック製の筐体とBluetooth 5.2に対応しており、1時間充電するだけで、接続されたスマートフォンから最大10メートル以内で最大30時間使用できます。また、デバイス中央にはmicroSDカードスロットが内蔵されており、長時間の会議や講義の録画を保存できます。
これらすべての機能から判断すると、The One Smart AI Penは野心的な小型デバイスと言えるでしょう。そして幸いなことに、AI機能は使いたくない場合はオプションとして利用できるようです。最も興味深い機能(手書きの文章をデジタル化する機能)は、ChatGPTのような生成AIに全く依存していない可能性があり、講義の録音などに使えるマイクが内蔵されているのも非常に便利です。
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クリストファー・ハーパーは、2015年からPCハードウェアとゲームを専門とするフリーランスのテクニカルライターとして活躍しています。それ以前は、高校時代に様々なB2Bクライアントのゴーストライターを務めていました。仕事以外では、友人やライバルには、様々なeスポーツ(特に格闘ゲームとアリーナシューティングゲーム)の現役プレイヤーとして、またジミ・ヘンドリックスからキラー・マイク、そして『ソニックアドベンチャー2』のサウンドトラックまで、幅広い音楽の愛好家として知られています。