サムスンは、テレビ、そしてモニターにおいて、曲面ディスプレイのパイオニア的存在です。特にテレビにおいては、曲面ディスプレイのメリットの有無をめぐる議論は依然として続いていますが、コンピューターモニターにおいては、曲面ディスプレイが没入感を高めることは疑いようがありません。CESでは、サムスンは新製品となる27インチ曲面モニター「CF591」を発表しました。
Samsungは、今年初めに発売されたSE591CSという形で、既に27インチの曲面モニターを提供しています。このモデルは、VAパネルを搭載し、VGA、DisplayPort、HDMI接続に対応した手頃な価格(350ドル)の1080p曲面ディスプレイです。曲面半径は4000Rで、Samsungによれば、27インチディスプレイで「快適な視聴を実現する最適な曲面半径」とのことです。
さて、新しいCF591では、Samsungは何が最適かについての考え方を変えたようです。このディスプレイの曲率は1800Rと、はるかにタイトになっています。Samsungは、このレベルの曲率により没入感がはるかに高まり、「従来の4000R曲面スクリーンでは感じられないほどの臨場感があり、ユーザーはまるでアクションの一部になったかのような感覚を味わえる」と述べています。
残念ながら、Samsungはこのディスプレイに関する追加情報についてはあまり情報を提供していません。現時点では、解像度(公式発表)、パネルタイプ(おそらくVA)、接続オプションなど、重要な情報は一切不明です。Samsungは5Wデュアルスピーカーとマルチモニター環境に適したフレームレスデザインを強調していますが、それ以外の情報は今のところ公表されていません。
しかし、このモニターのモデル番号は初めて目にした時にピンときました。12月初旬にAMDの新しいFreesync over HDMIテクノロジーについて記事を書いたのですが、なんとCF591がこの技術を搭載した近日発売予定のディスプレイの一つとして挙げられていました。また、AMDが提供してくれた便利なチャートによると、このモニターは1080pディスプレイになるようです。
仕様情報が不足しているため、CF591 の入手可能性と価格の詳細は現時点では不明ですが、27 インチ 1080p ディスプレイとしてはそれほど高価にはならないと思われます。
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