93
Raspberry Pi 4の競合機種NanoPi M4がアップグレード

クレジット: FriendlyElec

(画像提供:FriendlyElec)

Raspberry Pi 4 に新たな競合製品が登場しました。

NanoPi M4V2の仕様

NanoPi M4V2は、前モデルがDDR3またはLPDDR3のオプションだったのに対し、LPDDR4を搭載しています(周波数は明記されていません)。また、新バージョンでは2GBオプションがなくなり、4GBモデルのみとなっています。このアップグレードと、前述の変更点を除けば、NanoPi M4V2は前モデルと全く同じです。さらに、価格も若干手頃になっています。FriendlyElecのオンラインストアでは、NanoPi M4V2をわずか70ドルで販売しています。

同様のスペックで4GBのDDR4メモリを搭載したRaspberry Pi 4の価格は、販売店によって異なりますが、約55ドルからです。NanoPi M4V2を選ぶ人は、USB 3.0ポート(NanoPi M4V2は4ポート、Raspberry Pi 4は2ポート)やマイク入力の多さを理由に選ぶ可能性が高いでしょう。また、Pi 4はコア数が4つであるのに対し、M4V2は6コアです。それ以外は、好みの問題でしょう。もっとも、Raspberry Piプロジェクト向けのリソースは、間違いなくRaspberry Piの方が豊富です。

NanoPi M4 値下げ

FriendlyElecは2018年8月にNanoPi M4をリリースしました。デュアルコアCortex-A72とクアッドコアCortex-A53を搭載したRockchip RK3399システムオンチップ(SoC)をbig.Little構成で搭載していました。2つのモデルが用意されており、1つはDDR3-1866メモリ2GB(65ドル)を搭載し、もう1つはLPDDR3-1866メモリ4GB(90ドル)を搭載していました。現在、これらのモデルはそれぞれ50ドルと75ドルで販売されています。

Tom's Hardware の最高のニュースと詳細なレビューをあなたの受信箱に直接お届けします。

ナサニエル・モットは、Tom's Hardware US のフリーランスのニュースおよび特集記事ライターであり、最新ニュース、セキュリティ、テクノロジー業界の最も面白い側面などを扱っています。