Raspberry Pi PicoのRP2040マイクロコントローラは、小型ボードから本格的な電子スイートまで、あらゆる新しいボードに搭載され続けています。その理由は主に、その使いやすさと豊富な在庫にあります。この強力なマイクロコントローラを搭載した最新の驚きのボードは、Raspberry Pi自身から登場しました。12ドルのRaspberry Pi Debug Probeは、Armベースのマイクロコントローラ用のハードウェアデバッグソリューションで、私たちのお気に入りのマイクロコントローラも搭載されています。このボードは、私たちのおすすめRP2040ボードのリストには入らないかもしれませんが、必要としている人にとっては非常に貴重なものとなるでしょう。
画像
1
の
3

Raspberry Pi デバッグプローブは、Raspberry Pi Pico または 3.3V I/O と SWD (Serial Wire Debug) ポートを備えた Arm ベースのマイクロコントローラで使用できます。Raspberry Pi Pico と Raspberry Pi Pico W では、これらのピンが PCB の上部に露出しています (Raspberry Pi Pico H と WH には、3 ピンの JST SWD ポートがあらかじめはんだ付けされています)。これらのピンをデバッグプローブに接続すると、プローブでバグを監視できるようになります。プローブは USB 経由でコンピューターに接続し、USB からシリアルへのインターフェースを提供します。Arm が標準化したプロトコルである CMSIS-DAP に準拠したソフトウェアを使用することで、ユーザーは好みのソフトウェアデバッグプラットフォームでコードをステップ実行できます。
Raspberry Pi Picoは発売以来、Picoprobeとして動作してきましたが、そのためには煩雑な配線が必要でした。12ドルのデバッグプローブは、すっきりとしたパッケージで配線の手間を最小限に抑えたソリューションを提供します。
Tom's Hardware の最高のニュースと詳細なレビューをあなたの受信箱に直接お届けします。
レス・パウンダーは、トムズ・ハードウェアのアソシエイトエディターです。クリエイティブテクノロジストとして、7年間にわたり、老若男女を問わず、教育と啓発のためのプロジェクトを手がけてきました。Raspberry Pi Foundationと協力し、教師向けトレーニングプログラム「Picademy」の執筆・提供にも携わっています。