オープンソースのハードウェアおよびソフトウェアプラットフォームであるArduinoは、Googleと提携してArduino Science Kit Physics Labを開発しました。本日リリースされたこのキットは、11歳から14歳の中学生向けに特別に設計されており、熱力学、運動学、電磁気学、運動学といったテーマを探求する9つの物理実験を収録しています。
2人の生徒が1つのキットを共有することになっています。このキットには、「電動フォーチュンテラー」や「お化け屋敷テルミン」といった、昔懐かしい遊園地の乗り物をベースにした、プラグアンドプレイのプロジェクトシリーズが含まれています。風変わりな名前の実験データは、Google Science Journal Androidアプリ(Apple iOSアプリはまだ対応していません)に記録できます。また、Google Classroomとも連携しており、生徒は他の生徒と作品を共有できます。
もちろん、各キットにはArduinoボード(今回の場合はArduino MKR WiFi 1010)が付属しています。キャリアボード、各種ケーブル、マグネット、ベルクロアクセサリーも付属しています。さらに、PCBスティック2本とPCBエンコーダー、M8ネジとボルト、輪ゴム、ミニチュアスリンキースプリング、2種類のサイズのシリコンガスケットも付属しています。さらに、各キットには、プロジェクトに必要な光センサーと温度センサーも搭載されています。
電源は付属していないため、ボードを動作させるにはユーザーが独自の LiPo バッテリーまたはパワーバンクを用意する必要があります。
Arduino サイエンス キット 物理ラボは現在 1 台あたり 199 ドルで販売されており、20 人の生徒のクラスでは 1,990 ドルになります。
Arduino は、DIY STEM 愛好家とその子供向けにボードとキットを提供しています。
写真提供: Alberto Morici/Arduino
Tom's Hardware の最高のニュースと詳細なレビューをあなたの受信箱に直接お届けします。