オーディオに関して言えば、Mad CatzはTrittonヘッドセットをはじめとする豊富なラインナップを誇っています。しかし、CESで発表された同社の最新オーディオ製品の一つは、ヘッドセットではなく、ゲーミングイヤホンでした。今回もeスポーツプレイヤーをターゲットに開発されたES Pro 1は、より小型な筐体でありながら、同等のゲーミングオーディオ性能を実現するとされています。
イヤホンは13.5mmドライバーを搭載し、左耳のイヤーピースには小型のブームマイクが搭載されています。また、ケーブルの音量コントロールの隣にはインラインマイクも搭載されています。パッケージには、耳へのフィット感を高めるためのイヤホンカバーが2組付属しています。入力には従来の3.5mmジャックを使用しますが、デスクトップPC用の3.5mm分岐ジャックも付属しています。
CESでは、同社はシューティングゲーム「ナチゾンビアーミー」で使用されているイヤホンを披露しました。ES Pro 1の音質は、一部のTurtle Beach製ヘッドセットに搭載されている「Superhuman Hearing」機能に匹敵します。高音域が際立ち、足音や周囲の音、さらにはスナイパーライフルのリロード音までもより詳細に聞き取ることができます。しかし、低音域が明らかに不足しており、銃を発砲したり爆発音を聞いたりした際のドラマチックな効果はやや薄れています。
一方、ES Pro 1は競技志向のゲーマーをターゲットにしています。没入感のあるオーディオ体験を提供するのではなく、Counter Strike: Global OffensiveやCall of Duty World Leagueなどのゲーム競技に最適なサウンドレベルを提供します。プロの現場では、サウンドをうまく活用することが勝敗を分けることもあります。ES Pro 1は50ドルという比較的低価格ですが、万人向けではありません。しかし、競技的なゲームプレイで何らかの優位性を求めているなら、このイヤホンはきっと役立つでしょう。
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Rexly Peñaflorida は、Tom's Hardware のフリーランス ライターであり、コンピューター ハードウェア、ビデオ ゲーム、一般的なテクノロジー ニュースなどのトピックを扱っています。