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報告書:米国と中国、「第一段階」の貿易合意に近づいている
(画像クレジット:Shutterstock)
ファーウェイは近いうちに好機を迎えるかもしれない。ブルームバーグは日曜日、ウィルバー・ロス米商務長官が、早ければ今月にも中国との「第一段階」の貿易合意に達する可能性があると考えていると報じた。これはファーウェイにとって特に朗報となるかもしれない。というのも、ロス長官は米国企業が「非常に近いうちに」ファーウェイに部品を販売するためのライセンスを取得するだろうとも述べているからだ。
ファーウェイは、米中間のより大きな対立に巻き込まれている。両国間の貿易協議は今年初めに決裂したが、一部報道によると、中国が米国の知的財産を国内で保護する義務を負わなかったことが原因だという。米国はその後数ヶ月にわたり、中国で製造された数千億ドル相当の製品に関税を課し、また増税した。
米国は8月に3,000億ドル相当の製品への関税発動を12月に延期すると発表した。中国は報復措置を阻止するにはそれでは不十分だと主張した。9月には、米通商代表部(USTR)が、両国間の協議が順調に進んでいるため、2,000億ドル相当の製品への関税発動を2020年8月に延期すると発表した。その後、週末にロス商務長官は合意が間近に迫っている可能性があると述べた。
しかしブルームバーグは、トランプ大統領が更なる要求をしていると報じている。それは、いかなる合意も米国で署名されるべきだということだ。ロス長官は以前、米中両国の代表が中国で合意に署名する可能性があると述べていたにもかかわらずだ。この問題が、米国企業が2019年の大半をかけて戦ってきた貿易戦争の終結を危うくするほど深刻だとみなされるかどうかは不明だ。
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