Microsoftは、最新のXbox Series X|Sコンソールで、AMDのパフォーマンス向上技術であるFidelityFX SuperResolutionの有効化を検討しています。AMDのFidelityFX SuperResolutionは、高解像度(例:2560×1440、3840×2160など)に近い高画質を提供しながら、ゲームのパフォーマンスを向上させるように設計された解像度アップスケーリング技術です。
「Xboxでは、開発者がフレームレートと解像度を向上させるための新たな優れた方法として、AMDのFidelityFX Super Resolutionテクノロジーの可能性に期待しています」とMicrosoftの広報担当者はIGNに語った。「これについては、近日中にさらに詳しい情報をお伝えします。」
ゲーム機のハードウェア構成は固定されているため、パフォーマンスを落とさずに画質を向上させる、あるいは画質を劣化させずにパフォーマンスを向上させることは、まさに理想的な解決策です。だからこそ、Xbox Series X|SにAMDのRDNA 2アーキテクチャを採用しているMicrosoftが、この技術を積極的にサポートしているのも当然と言えるでしょう。
RDNA 2 搭載 GPU も搭載しているソニーの PlayStation 5 もこの技術をサポートするかどうかはまだ不明です。
AMDは今年初め、FidelityFXパッケージの一部機能をMicrosoft Xbox Series X|S開発者向けに提供しました。FidelityFXコントラスト・アダプティブ・シャープニング(CAS)、可変シェーディング、レイトレーシング・シャドウ・デノイザー技術などです。これらの機能はすでに多くのPCゲームでサポートされていますが、SuperResolutionをサポートする最初のタイトルがいつ登場するかについては、まだ発表されていません。
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